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ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

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物語創作のバイブル誕生!
ハリウッド関係者が全員読んでいる、ストーリーテリングの必読書。
10万人が熱狂した伝説的シナリオ教室の講師が、あなたの創作人生を変える!

ストーリーテリングの分野で世界的に最も影響力のある「現代のアリストテレス」ロバート・マッキーのあの最重要著作『Story(原題)』が新訳でついに刊行! 

「すぐれたストーリーはすぐれた映画になる可能性があるが、ひどいストーリーからはひどい映画がほぼまちがいなく生まれる。」

本書で論じるのは、

原則であって、ルールではない。
永遠に変わらない普遍的な型であって、公式ではない。
元型(アーキタイプ)であって、紋切り型ではない。
綿密さであって、近道ではない。
現実であって、執筆にまつわる種明かしではない。
技術の習得であって、市場の予測ではない。
観客へのリスペクトであって、侮蔑ではない。

そして、独創性であって、模倣ではない!

もはや伝説となっているロバート・マッキーのセミナーの内容が一冊に。

脚本家だけでなく、小説家、ジャーナリスト、ノンフィクション作家、あらゆるタイプのストーリーテリングについて新たな視点を提示する至上の一冊!


ロバート・マッキーは30年間世界中を飛び回り、脚本家、小説家、劇作家、詩人、ドキュメンタリー作家、プロデューサー、演出家を育成してきました。受講生の数は100,000人以上にのぼり、その中には数多くのアカデミー賞・エミー賞受賞者がいます。

【ロバート・マッキーのセミナー受講生の受賞歴】
アカデミー賞受賞者数 60人 (ノミネート200人)
エミー賞受賞者数 200人 (ノミネート1,000人)
全米監督協会賞(DGA)受賞者数 50人 (ノミネート100人)
米・脚本家組合賞(WGA)受賞者数 100人 (ノミネート250人)

ロバート・マッキーの門下生の中にはピーター・ジャクソン(『ロード・オブ・ザ・リング』3部作や『ホビット』の監督・脚本)など大きな成功を手にした監督もいます。また、ピクサーの脚本チーム(『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など)のように、ハリウッドの脚本家にとってマッキーの脚本講座は脚本家になるための登竜門になっています。

この伝説的なセミナーの内容を一冊に凝縮したのが、本書『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』です。
本書では、脚本家が学ばなければならないストーリーの普遍的な「型」を解説するとともに、キャラクター造形の方法、または物語に必須の「事件」の描き方とその設定の仕方を徹底的に掘り下げます。
特に、目から鱗が落ちるように感じるのは、これまで、ストーリーとキャラクターは別のものであるかのように扱われていたのに対し、マッキーが「ストーリーの構造とはキャラクターのことであり、キャラクターとはストーリーの構造のことである」と強く主張する点にあるでしょう。本書は、物語の「内容」にふさわしい「形式」を、ストーリーを創作する上で実際にどのように与えるかということを詳説しています。

「本書は、六つの大陸の観客を沸かせ、繰り返し上映・上演されて何十年も生きつづける作品を生み出すことをめざしている。ハリウッドの残り物をあたためなおす方法を記したレシピ本など、もうだれも求めていない。必要なのは、われわれの芸術の根底にある理論、才能を解き放つ指針となる原則を再発見することだ。」
(本書より抜粋)

ストーリーに必要な型を学ぶことによって、真のオリジナリティを引き出す、大人気の白熱講義。
物語創作の世界的権威、ロバート・マッキーの最重要著作『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』がついに新訳で刊行!

つまり最も重要なのはストーリーの才能で、文才は不可欠ではあるが二番目だ。これは映画やテレビの絶対原則であり、劇作家や小説家は認めたがらないだろうが、演劇や小説もしかりである。ストーリーの才能は稀有のものだが、あなたにもその片鱗はあるはずだ。そうでなければ、書きたいなどと思うはずがない。ならば、そこからありったけの創造力を絞り出して書くことだ。ストーリーテリングの技巧についての知識を総動員しなければ、ストーリーを作ることはできない。技巧をともなわない才能は、エンジンのない燃料と同じだからだ。いくら激しく燃えても、そこからは何も生まれない。
(本書「第1部 脚本家とストーリーの技術」より抜粋)

お得なまとめ買い

・伝説のストーリー講師、ロバート・マッキー著作3冊セット
¥9,900→¥7,920(20%OFF)
①『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』
②『キャラクター 登場人物の本質と創作の技法』
③『ダイアローグ 小説・演劇・映画・テレビドラマで効果的な会話を生みだす方法』
https://filmart.thebase.in/items/66645323

ためし読み

・イントロダクション全文こちらより

・敵対する力の原則こちらより

・解説全文こちらより

・紹介記事「ロバート・マッキーの映画『カサブランカ』分析解説」こちらより

・佐藤善木さん(株式会社テレビマンユニオンディレクター)による『ストーリー』をめぐって「物語創作のバイブル」を読むこちらより

メディア掲載

2019年2月24日(日)の産経新聞の書評でご紹介いただきました

ウェブメディア「monokaki」で本書の解説を担当してくださった堺三保さんのインタビューが掲載されています。

目次

目次

謝辞
本書の概要

第1部 脚本家とストーリーの技術
イントロダクション
1 ストーリーの問題

第2部 ストーリーの諸要素
2 構成の概略
3 構成と設定
4 構成とジャンル
5 構成と登場人物
6 構成と意味

第3部 ストーリー設計の原則
7 ストーリーの本質
8 契機事件
9 幕の設計
10 シーンの設計
11 シーンの分析
12 編成
13 重大局面、クライマックス、解決

第4部 脚本の執筆
14 敵対する力の原則
15 明瞭化
16 問題と解決策
17 登場人物
18 ことばの選択
19 脚本家の創作術
フェードアウト

推薦図書
フィルモグラフィー
解説
訳者あとがき

PROFILE

【著者プロフィール】
ロバート・マッキー(Robert McKee)
1941年生まれ。世界で最も名高く、信頼されているシナリオ講師。全米のみならず、世界各地でセミナーを開催している。これまで30年以上にわたって、数々の脚本家、小説家、劇作家、詩人、ドキュメンタリー作家、プロデューサー、演出家などを育成してきた。マッキーの指導を受けたなかからは、アカデミー賞受賞者が60人以上、アカデミー賞候補が200人以上、エミー賞受賞者が200人以上、エミー賞候補が1,000人以上、全米脚本家組合賞受賞者が100人以上、全米監督組合賞受賞者が50人以上生まれている。本書の姉妹編として、会話部分の技術を中心にくわしく解説したのが『ダイアローグ』(フィルムアート社)である。

【翻訳者】
越前敏弥(えちぜん・としや)
1961年生まれ。文芸翻訳者。東京大学文学部国文科卒。学生時代には映像論やシナリオ技法なども学び、卒論テーマは「昭和50年代の市川崑」。おもな訳書『ダイアローグ』(フィルムアート社)、『オリジン』『ダ・ヴィンチ・コード』『Xの悲劇』『思い出のマーニー』(以上、KADOKAWA)、『大統領失踪』『解錠師』『生か、死か』(以上、早川書房)、『夜の真義を』(文藝春秋)、『おやすみ、リリー』(ハーパーコリンズ・ジャパン)など。著書『翻訳百景』(KADOKAWA)、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー)など。

ストーリー
ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則

ロバート・マッキー=著|越前敏弥=訳|堺三保=解説

  • A5判|536頁|本体:3,200円+税|ISBN 978-4-8459-1720-4

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