
村山匡一郎 編
224ページ
四六判
1600円+税
リアルとは? 私とは? ドキュメンタリーブームを背景に、撮ること/見ることのアティチュードをプロ作家が指南。ワイズマンからワン・ビンまで、代表作家のスタイルも紹介。森達也VS土屋豊対談付。
Preface―ドキュメンタリーは格闘である! [村山匡一郎]
Discussion―ドキュメンタリー時代、あなたは、見えてますか?
[対談:森達也×土屋豊]
Making(1)―撮ることは生きること [佐藤真]
批判的に見ているか
スタッフと考えているか
対象への愛はあるか
対象と格闘しているか
アクシデントの処理
対象を裸にする方法
撮影に極意はない
Making(2)―撮ることは考えること [佐藤真]
ファーストシーン&ラストシーン
ロングショットの使い方
会話はアップで収録
音と映像の組み合わせ
編集は生きもののように扱う
省略の美しさもある
観客を信じられるか
Critique―日常世界のエッジを目撃する
[佐藤博昭・石坂健治・二本木かおり・村山匡一郎]
〈私〉はたくさんいる
恋人、家族はどうなるのか?
父/母/子供は?
音楽も、生きている
リアル=バーチャル
狂っているのは、個人? 社会?
戦争を撮るとは?
人間とは、おかしい
Style―これが、代表作家のスタイル
[村山匡一郎・石坂健治・越後谷卓司]
ロバート・フラハティ
ジガ・ヴェルトフ
亀井文夫
レニ・リーフェンシュタール
ジョナス・メカス
羽仁進
松本俊夫
小川紳介
クロード・ランズマン
土本典昭
フレデリック・ワイズマン
原一男
ロバート・クレイマー
ミシェル・クレイフィ
ニコラ・フィリベール
佐藤真
森達也
ウー・イフォン
土屋豊
ワン・ビン
Q&A―ドキュメンタリーへの11の質問
[土屋豊・横田安正・村山匡一郎・越後谷卓司]
ドキュメンタリーが〈社会派〉というのは偏見ではないですか?
〈やーさん〉など危ない人を被写体にする時の交渉は?
人物の存在感を表現するにはどうしたらいいですか?
ドキュメンタリーと劇映画はどう違いますか?
テレビのニュースはドキュメンタリーですか?
1メートルの法則ってなんですか?
アート・ドキュメンタリーってなんですか?
ドキュメンタリーで〈やらせ〉はどうしておきますか?
音声などが悪く、撮り直したい場合、どうすればいいですか?
被写体になった人から編集の変更を求められた場合、どうしますか?
いま、〈私〉ドキュメンタリーが多いのはなぜですか?
杉原賢彦・暮沢剛巳・前島秀国 編
瀧健太郎+編集部編
住友文彦+保坂健二朗+編集部編
犬伏雅一・森川潔・西尾俊一 編
仲俣暁生+編集部 編
鞍田崇+編集部 編
紫牟田伸子、フィルムアート社編集部=編
フィルムアート社編集部=編
フィルムアート社編集部=編
発売日:2014年09月29日
四六判|208頁|定価 1,700円+税|ISBN 978-4-8459-1445-6
フィルムアート社編集部=編|
椹木野衣、五十嵐太郎、蔵屋美香、黒瀬陽平、新藤淳、松井茂、荒川医、石崎尚、遠藤水城、大森俊克、金井直、川西由里、菊池宏子、櫛野展正、窪田研二、芹沢高志、竹久侑、土屋誠一、筒井宏樹、中村史子、成相肇、橋本梓、服部浩之、藤川哲、保坂健二朗、星野太、桝田倫広=著