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工学的ストーリー創作入門

売れる物語を書くために必要な6つの要素

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書けないのは、才能のせいではない!

直感に頼らず、物語に必須の要素から書き始める、
天才以外は必読の「工学的」創作入門。

【6つの要素】
コンセプト/人物/テーマ/構成/シーンの展開/文体



【ためし読みできます】
※以下のリンクから本書の「イントロダクション」全文のためし読みができます。
ためし読みは こちら

【読者モニターの方から読後の感想をいただきました】
読み始めてすぐに「これはメモを取ってしっかり飲み込まなければ」と感じ、ノートにたくさんメモを取りながら読み込みました。ストーリー創作を6つのコア要素に分解し、さらにそれぞれのコアを構成する各種役割を書き出し、計画的にストーリーを組み立てる方法が整然と提示されている。かなり読みやすい上に納得もできる説明で、理解しにくい部分は何度も戻って読み返すうちに漠然とした語のイメージから具体的な輪郭が掴めるようになっていきました。特にコア要素のうちの一つである「登場人物」の解説の中で、人物の三段階の次元について「表面的な特徴・習慣」「バックストーリーと内面の悪魔」「行動・態度・本心」と例を挙げながら説明がなされていた部分は、創作の面に限らず普段の人間関係の理解においても役に立つ解釈の方法として非常に良い道筋が示されていたと思います。
ーー20代女性

他にもハリウッドの三幕構成を解説している本はいくつか読みましたが、そのどれよりもポイントがわかりやすかったと思います。具体的には「転換点」の説明が、考えやすくまたどういうポイントを押さえたら良いのかがわかりやすくて良かったです。情報の出し方など、参考にしたい点がたくさんありました。
ーー30代女性

この本の良いところは著者の主張が一貫してブレないところです。ストーリーづくりのポイントが絞られていた(整理されていた)ので、シンプルで頭に入りやすかったです。
ーー20代男性

コンセプトとテーマの違いが明確になったこと、登場人物が三つの面を持つこと。「ギャップ萌え」をさせるために魅力的な欠点を付加するというのはよく聞くテクニックですが「三つの面」と明確に語られた本は今までなかったと思います。私にはそのほうがわかりやすかったです。
ーー40代女性

これまで、創作に取り組んでは何度も挫折してきましたが、その原因がわかったような気がします。書き始める前に必要な準備や、6つのコア要素を使ってストーリーを構築するという考え方は、頭のなかに浮かんだアイデアをどのように広げていけばひとつの作品にまとめ上げられるか、その道筋を明確にしてくれます。(中略)書くときも読むときも、手元に置いて、気になるときに手に取りたい本です。
ーー40代男性

「そのコンセプトは簡潔な『what if ?(もし~なら?)』で表現できるか?」という問いに関する記述はとても参考になりました。自分の書いている途中の小説をその言葉で表すことができるか考え直すことができました。とてもよかったです。
ーー30代女性

登場人物のキャラクターアークに関する説明が非常に役に立ちました。第1、第2、第3次元という分類を行うことによって頭の中で整理しやすくし、それをアウトライン(ストーリー構造)上に落とし込みやすく提言してくれていると思います。とくに目から鱗だったのは、アークを作り込むのは主人公と敵対者ぐらいにとどめること、という記述です。(中略)もう少し早く読んでおけばよかったと思いました。
ーー40代男性

今回特に即戦力となったのは、「人物の三つの次元(P83など)」です。こちらの項目は、おそらく他の類書でもほとんど見かけない内容だと感じました。また自分はコンセプト(2章)とテーマ(4章)が混同しがちだったのですが、本書の解説で大変分かりやすくなりました。
ーー40代女性

内面の悪魔やアークなど本当にここまで考えておけばとても複雑な内面を持つ深い人物像が書けそうだと自信が持てた。書けない創作者や悩んでいる創作者に是非読んでほしい。ほとんどの創作に関わる悩みにおいてとても頼りになる本だと思う。
ーー30代女性

①ストーリー作りのポイントが6つの要素に簡潔にまとめられていて読みやすかったです。
②コンセプトづくりについて、練習問題がついていたのがよかったです。
③構成と転換点の大切さについて学べたと思います。P178の転換点を含めた構成、はストーリーを書く人なら全員使える構成だと思います。
ーー30代女性


【本書の内容】
売れる物語を書くために必要な6つの要素はこれだ!
ストーリー創作に必要な部品と技術がすべて揃った最強の「まとめ」本。

作品を生み出すための最適な経路をデザインする=工学的メソッドの画期的創作入門書!
小説・ストーリー創作術の最良の入門書にして、最終決定版がついに邦訳!!


世の中にたくさんあふれている小説のハウツー本を読んでもうまく小説が書けないのはなぜなのでしょうか。ハウツー本を読むと「心を込めなさい」「人生の旅を描け」「テンポと文体を磨こう」などというアドバイスが書かれています。しかし私たちが欲しいのは、このような抽象的な助言ではなく、もっと具体的な方法や手順のはずです。

売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何より大事なのです。ストーリーの設計を「形式的」と毛嫌いする人がいるかもしれません。しかし、形式的と思うからそう見えるのであり、ストーリー作りの原則や要素を意識することとは違います。

ストーリー創作に際して知るべきことは山ほどありますが、本書ではそれらを6つのカテゴリーに大別することで、謎めいたものの本質を明確に提示しています。つまり、それが「6つのコア要素」と呼ばれるものです。「6つのコア要素」にはストーリーに必要な部品や技術が全て揃っています。書き手として知るべきことを集め、包括的に秩序立ててストーリーを作ることができます。

「紹介するモデル(作家として成功するための6つのコア要素)は僕がまとめたが、基本は誰もが知っていることだ。いわば真理で、僕の発明ではない。だが、この本のような「まとめ」は他になかったはずだ。」と著者がいうように、これまで断片的に語られてきたストーリー創作の秘訣が、網羅的に「まとめ」られているため、小説入門者が最初に読む本として最適の一冊となっています。

 文章術で知るべきことは山ほどあり、複雑だ。しかし、それらを6つのカテゴリーに大別すると、謎めいたものの本質がはっきりと見えてくる。

 つまり、それが「6つのコア要素」と僕が呼ぶものだ。これを使えば工学的に、スタジアムや高層ビルの建築技術と同じ理屈でストーリーを構築できる。自然の法則や長年の知識から抽出された真理で、建築の物理のようなもの。それが6つのコア要素だ。これに従って書くとつまらなくなるとか、作品の質が落ちるということはない。唯一失うものは、原稿を何度も書き直す手間ぐらいだろう。ストーリー作りを包括するモデルだ。

 6つの要素を全てプロのレベルに引き上げれば、出版社との契約も現実味を帯びてくる。芸術的なセンスはどうにもできないが、それは語っても仕方がないがない。プロと互角の力を見せてデビューを狙うなら、まずは6つの要素を使いこなそう。メジャーリーグの入団テストのように、大勢を引き離すほどの能力が必要だ。

 6つの要素がどれか一つでも欠けたり、プロの水準に満たないレベルで済ませたりすると失格だ。6つの要素のモデルを指標にすれば、出版社が何を求めているかもわかるはずだ。

「6つのコア要素」にはストーリーに必要な部品や技術が全て揃っている。書き手として知るべきことを集め、包括的に秩序立ててストーリーを作ることができる。どんなストーリーにも使えるチェックリストもある。

 わずかな例外はあるものの、世に出た小説やシナリオは六つの要素をある水準まで満たしている。6つの要素を意識せずに書いたものかもしれないが、大成功を収めた作品は理屈で説明しづらいぐらい、うまくまとまっている。巧みな技だ。

 その逆もまた真実。6つの要素が揃わないストーリーは売れない。
(本書より抜粋)

目次

イントロダクション

第1章
六つのコア要素とは何か……なぜ大切か?
1 ストーリーのモデルの力を知ろう/2 「六つのコア要素」の全景を眺めよう/3 「六つのコア要素」の中身を知ろう/ 4ストーリー作りを始めよう

第2章
コア要素
その1 コンセプト
5 コンセプトの定義を知ろう/6 コンセプトの評価基準/7 コンセプトのよさを確認しよう

第3章
コア要素
その2 登場人物
8 人物の本質を見てみよう/9 人物を三つの次元で捉えよう/10 人物の仮面をはずそう/11 人物の人間性を理解しよう/12 バックストーリーを作ろう/13 心の中にも葛藤を作ろう/14 人物のアークを作ろう/15 人物をパーツに分けて考えよう

第4章
コア要素
その3 テーマ
16 テーマを決めよう/17 テーマに沿って書こう/18 テーマと人物のアークの関係を知ろう

第5章
コア要素
その4 ストーリーの構成
19 構成の必要性を知ろう/20 ストーリーの構成VSストーリーの構造/21 構成の全体像を理解しよう/22 箱1 パート1――設定/23 箱2 パート2――反応/24 箱3 パート3――攻撃/25箱 4 パート4――解決/26 転換点の役割を知ろう/27 出版できる原稿を書くために:ストーリーで最も大切な側面/28 パート1「設定」の五つのミッション/29 伏線を掘り下げよう/30 ストーリーで最も重要な瞬間:プロットポイント1/31 穏やかなプロットポイント1/32 構成のグレーゾーンを見てみよう/33 パート2「反応」を広く理解しよう/34 ミッドポイントを理解しよう/35 パート3で「攻撃」を始めよう/36 ピンチポイント/37 プロットポイント2を設けよう/38 最終幕
39 紙一枚に収まるたった一つの最強のツール/40 ストーリー作りで最も大切な六つの言葉/41 アウトラインを作るかどうか

第6章
コア要素
その5 シーンの展開
42 シーンとは結局何なのか/43 シーンの機能を知ろう/44 シーンのためのチェックリスト

第7章
コア要素
その6 文体
45 自分の声を見つけよう/46 僕が知る最高のたとえ/47 文体についてさらに言おう

第8章
ストーリー作りのプロセス
48 書けるようになろう/49 パンツァーのための計画ガイド/50 「いかに書くか」から「なぜ書くか」へ

訳者あとがき
著者・訳者紹介

PROFILE

【著者プロフィール】
ラリー・ブルックス(Larry Brooks)
心理スリラー小説『Darkness Bound』『Pressure Points』『Serpent’s Dance』など六作品の著作を持つベストセラー作家。物語創作のインストラクターおよびフリーランス編集者としても活動。自らが運営するStoryfix.comは書き手に役立つウェブサイトとして好評を博している。本書の続編として、ストーリーを構想する際のテクニックをさらに掘り下げた『Story Physics(ストーリーの物理学)』、落選した作品を見直す際の着眼点を挙げて改善へと導く『Story Fix(ストーリーの修理)』が既刊。物語創作の要点を語る論理的な視点とベストセラー作品の鋭い分析で多くのファンを獲得している。

【訳者プロフィール】
シカ・マッケンジー(Shika Mackenzie)
関西学院大学社会学部卒。「演技の手法は英語教育に取り入れられる」とひらめき、1999年渡米。以後ロサンゼルスと日本を往復しながら、俳優、通訳、翻訳者として活動。教育の現場では、俳優や映画監督の育成にあたる。ウェブサイト英語劇ドットコムを通じ、表現活動のコンサルティングも行なっている。訳書に文化庁日本文学普及事業作品『The Tokyo Zodiac Murders』(英訳、共訳)、『魂の演技レッスン 22 』『“役を生きる” 演技レッスン』、『監督と俳優のコミュニケーション術』、『監督のリーダーシップ術』、『新しい主人公の作り方』、『ストラクチャーから書く小説再入門』、『クリエイターのための占星術』『世界を創る女神の物語』(フィルムアート社)他。

工学的ストーリー創作入門
売れる物語を書くために必要な6つの要素

ラリー・ブルックス=著|シカ・マッケンジー=訳

  • A5判|328頁|本体:2,100円+税|ISBN 978-4-8459-1722-8

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