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ホームシック

生活(2~3人分)

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ラッパーECDの、ハード核(コア)家族生活。

日本語ラップのオリジネイターとして深くリスペクトされるECD。本書は、アル中、閉鎖病棟入院といった"失点"な日々を乗り越え、新進カメラマン・植本一子との同棲、思いがけぬ妊娠そして出産と、結婚へ至る怒濤の人生の転換を綴った、生活密着型のリアルライフ文学です。ウェブ連載『We Are ECD+1』はその出産までで惜しまれつつ終了しましたが、本書では、その後日談としてECD+いちこ+娘との、ハード核(コア)家族のリアルすぎる"生活"や、二人の出会いやなれそめなど、盛りだくさんに加筆。慣れない日常に戸惑いながらも真摯に思考しながら行動を起こしてゆくそのさまが、核心を突いた言葉で、装飾を削ぎ落としたスタイルで書き綴られて行きます。それは文学の持つ最もシンプルなかたちであるとも言えるでしょう。日々を独特の視点で切り取る、新世代の注目の写真家・植本一子の写真も多数収録した、写真と文学のコラボレーション作品です。
■Public-image連載『We Are ECD+1』を完全収録
■それ以前の出来事や後日談を綴った書き下ろし原稿を大幅加筆!

CONTENTS

WE ARE ECD+1
 1 寿命
 2 家族
 3 宣告
 4 生活
 5 進展
 6 審査
 7 家庭
 8 GOODBYE AND HELLO
 9 心配
 10 不整脈
 11 臨月
 12 ECD+1=くらし

ビギナーズラック 植本一子

これまで これから
 収入
 元カノ
 仕事
 出会い
 託児
 限界
 ベビーブーム?
 一日
 ご近所トラブル
 変化
 記憶
 将来
 なれそめ

PROFILE

著者:ECD
1960年生まれ。ラッパー。本名 石田義則。いまや伝説的なHIP HOPイヴェント「さんぴんCAMP」を主催した日本語ヒップホップのオリジネイター。反戦やCCCD反対といった強い問題意識から、サウンド・デモという形でアクティヴィストとしても、若者の信頼が篤い。アルコール中毒になり精神病院に収容されるなどの壮絶な過去がありながら、本人は淡々とそれらの過去を作品に昇華することで乗り越え、現在は警備員をしながら音楽活動と文筆活動に才能を発揮している。雑誌『En Taxi』などに継続的に小説を発表中。著書に、『ECDIARY』(レディメイド・インターナショナル)、『失点イン・ザ・パーク』(太田出版)、『いるべき場所』(メディア総合研究所)、『暮らしの手帖』(扶桑社)。

ホームシック
生活(2~3人分)

ECD 著/植本一子 写真

  • A5判変型
    168ページ
    1800円+税
    ISBN 978-4-8459-0937-7

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