ディズニーとライバルたち

アメリカのカートゥン・メディア史

有馬哲夫=著
発売日
2004年5月
本体価格
3,200円+税
判型
A5判・並製
頁数
400頁
ISBN
978-4-8459-0461-7
Cコード
C0074
備考
品切

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今や世界で最も愛されるキャラクター、「ミッキーマウス」を生んだウォルト・ディズニーを筆頭に、数多くの作家たちがアイデアと技術で互いにしのぎを削り合いながらアニメーションという新しい表現メディアの可能性を広げていった、その興亡と変遷の物語。

目次

A…… ミッキー・マウスの誕生
すべては一匹のネズミから始まった
〈ミッキー・マウス〉は何を変えたのか

B…… ミッキー・マウス以前
漫画アニメーション第一号『恐竜ガーティ』
サイレント期のアニメーション製作者たち
ウォルトの修行時代
失意と破産を乗り越えて
ディズニー・スタジオの発足

C……ウォルト・ディズニーの革命
ウォルトの革命?? 人材育成と新しいビジネスモデル
ネズミを追って?? トーキー新時代に入る
長編アニメーション『白雪姫』の衝撃
「ガリヴァー」長編組と「シロアリ」短編組

D……戦時下のアニメーション
ウォルトの内なる戦争?? 『ピノキオ』と『ファンタジア』の失敗
”こびと”たちの短編アニメーション黄金時代

E……それぞれの戦後
ウォルトの新しいおもちゃ??実写映画製作へ
”こびと”たちの戦後
テレビに挑むディズニー

F……滅びゆくものと栄えるもの
”こびと”たちのエレジー?? 力尽きたワーナーとMGM
旅の終わり??テレビに利用されたディズニー
テレビ・アニメーションの旗手たち
みんな幸せに暮したか