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映像編集の技法

傑作を生み出す編集技師たちの仕事術

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映画、テレビドラマからドキュメンタリー作品に至るまで、多様な映像ジャンルを手がける編集技師たち50名超にインタビュー。

脚本が書かれ撮影が終わっても、映像というクリエイションをめぐる冒険は続く。
映像編集の最前線で奮闘する「見えざるパフォーマー」たちの極意がここに。


生のままの映像を作品へと昇華させ、傑作を創出するために不可欠な存在、編集技師。
本書は、映像制作の最前線で活躍する総勢50名を超える現役の編集技師による架空の座談会として構成され、実作での経緯に基づく技術・方法の解説から、編集という仕事の理念に至るまで、今日における映像編集の極意をうかがい知ることができます。
編集という仕事を手掛ける方々、それを目指す方々に多くの示唆を与える書籍であるばかりでなく、どんな方にも映像制作の知られざる側面への関心を深める、重厚な一冊となっています。


【パブリシティ情報】
・「シネマトゥデイ」でご紹介いただきました。
https://www.cinematoday.jp/news/N0121119
・「CINRA」でご紹介いただきました。
https://www.cinra.net/news/20210119-artofthecut
・「映画ナタリー」でご紹介いただきました。
https://natalie.mu/eiga/news/412959
・「リアルサウンド」でご紹介いただきました。
https://realsound.jp/book/2021/01/post-694876.html
・「映画テレビ技術」(2021年2月号)でご紹介いただきました。
・冬木糸一さんのブログ「基本読書」でご紹介いただきました。
映像だけではなく文章に関わる人にもおすすめしたい、「編集」の難しさと楽しさについての絶品!

■本書に登場する主な編集技師たち
カーク・バクスター(『ソーシャル・ネットワーク』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』)
アラン・エドワード・ベル(『ハンガー・ゲーム』『アメイジング・スパイダーマン』)
メリアン・ブランドン(『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『スーパーエイト』)
デヴィッド・ブレナー(『7月4日に生まれて』『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』)
コンラッド・バフ4世(『タイタニック』『ターミネーター2』)
ジュリアン・クラーク(『第9地区』『デッドプール』)
アン・V・コーツ(『アラビアのロレンス』『エレファントマン』)
トム・クロス(『セッション』『ラ・ラ・ランド』)
ポール・クローダー (『DOGTOWN & Z-BOYS』『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK – The Touring Years』)
ケリー・ディクソン(『レザボア・ドッグス』「ブレイキング・バッド」)
グレン・フィカーラ&ジョン・レクア(『ラブ・アゲイン』『アメリカン・リポーター)
ジェフリー・フォード(『裏切り者』『パブリック・エネミーズ』)
エディ・ハミルトン(『キック・アス』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』)
デヴィッド・ヘルファンド(「フレンズ」)
マーク・リヴォルシー(『バニラ・スカイ』『プラダを着た悪魔』)
メアリー・ジョー・マーキー(『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)
スティーヴン・ミリオン(『トラフィック』『バードマン』)
フレッド・ラスキン(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジャンゴ 繋がれざる者』)
ジョン・ルフーア(『アバター』「CSI:マイアミ」)
マーク・サンガー(『ゼロ・グラビティ』『チャーリーとチョコレート工場』)
ピエトロ・スカリア(『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『グラディエーター』)
マーガレット・シクセル(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)
リー・スミス(『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』)
マーティン・ウォルシュ(『シカゴ』『ブリジット・ジョーンズの日記』)
アンドリュー・ワイスブラム(『ダージリン急行』『ファンタスティック Mr.FOX』)
シドニー・ウォリンスキー(「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「ウォーキング・デッド」)
マーク・ヨシカワ(『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』『ツリー・オブ・ライフ』)

......等々、アカデミー編集賞やエミー賞を受賞した現代を代表する編集技師たちが登場。

目次

イントロダクション

第1章 プロジェクトの組み立て
第2章 シーンへのアプローチ
第3章 ペイシングとリズム
第4章 構成
第5章 ストーリーを伝える
第6章 パフォーマンス
第7章 サウンドデザイン
第8章 音楽
第9章 コラボレーション
第10章 ドキュメンタリー
第11章 その他のさまざまな知恵

謝辞

編集技師 略歴
索引

略歴

【著者】
スティーヴ・ハルフィッシュ(Steve Hullfish)
ドキュメンタリー作品の編集でキャリアをスタートさせ、大学在学中にアメリカ映画編集者協会賞にノミネートされる。10年以上にわたって「オプラ・ウィンフリー・ショー」の編集を務め、長編映画『ファーザーズ』『祈りのちから』『チャンピオン Champion』、ドキュメンタリー映画『クリントン・インク Clinton Inc.』に共同編集技師として携わる。編集および色彩補正について5冊の著作がある。

【訳者】
佐藤弥生(さとう・やよい)
東京都生まれ。幼少期を返還前の香港で暮らす。商社などの勤務を経て、国内メーカー、在日米海軍などで20年以上技術翻訳に携わる。訳書に『スター・ウォーズ スーパーグラフィック』『アメコミ・ヒーロー スーパーグラフィック』(フィルムアート社/共訳)など。

茂木靖枝(もぎ・やすえ)
ロンドンで英語とコンピューターを学ぶ。金融系システム会社などの勤務を経て、現在は翻訳業と会社員を兼務。訳書に『アテンション』(飛鳥新社/共訳)、『スター・ウォーズ スーパーグラフィック』『アメコミ・ヒーロー スーパーグラフィック』(フィルムアート社/共訳)など。

訂正とお詫び

『映像編集の技法』の初版におきまして、以下のような誤りがございました。謹んでお詫びさせていただくとともに下記のように訂正をさせていただきます。

(xivページ)マーク・サンガー略歴の作品名
〈誤〉
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』

〈正〉
『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』

ご購読の皆様にご迷惑をおかけしましたことを謹んでお詫び申し上げます。

株式会社フィルムアート社

映像編集の技法
傑作を生み出す編集技師たちの仕事術

スティーヴ・ハルフィッシュ=著|佐藤弥生・茂木靖枝=訳

  • A5判|504頁|定価 3,200円+税|ISBN 978-4-8459-2005-1

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動く出版社 フィルムアート社
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