アートという戦場

ソーシャルアート入門

フィルムアート社編集部/プラクティカ・ネットワーク=編
発売日
2005年8月
本体価格
2,000円+税
判型
B5判・並製
頁数
176頁
ISBN
978-4-8459-0578-2
Cコード
C0070
刷数
4刷
備考
品切

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すべての人はアーティストである

アーツ&クラフツ、ダダイズム、バウハウス、フルクサスから現代を生きるアーティストたちへ。
ライフをアートで表現する、社会に役立つアートの新潮流とは!?

目次

なぜ、アムステルダムはアーティスティックな都市なのか?(小野博)

アートという戦場 ソーシャルアートの世界へ(編集部)

ライフスタイルを予言するアーティストたち
新しいソーシャルアートの世界へ
1 〈死〉と向かい合う/戦場写真家:亀山亮 (亀山亮)
2 〈性〉を深める/SMアーティスト:Midori (Midori)
3 〈住むこと〉から生まれる/アートプロジェクト:サラエボ国際文化交流 (岩田草平)
4 〈矛盾〉を生きる/映画監督たち:パク・チャヌク (暉峻創三)
5 〈出来事〉を見る/ヴィデオ・アクティヴィスト:ガブリエラ・ゴルダー他 (佐藤博昭)
6 〈身体〉をくずす/コリオグラファー:ディディエ・テロン (立木あき子)
これが、世界を動かしたソーシャルアート史!
アヴァンギャルド(前衛)からアリエール・ギャルド(後衛)へ
1 アーツ・アンド・クラフツ 1861~ (山木朝彦)
2 ダダ 1916~1922 (吉村壮明)
3 未来派 1909~ (吉村壮明)
4 表現主義 1905~ (山木朝彦)
5 ロシア・アヴァンギャルド 1910’S~ (村山匡一郎)
6 シュルレアリスム 1924~ (山木朝彦)
7 バウハウス 1919~1933 (宮脇理)
8 レトリスム 1950’S (河合政之)
9 アメリカ・アンダーグラウンド 1950’S (村山匡一郎)
10 シチュアシオニスト・インターナショナル 1957~1972 (河合政之)
11フルクサス 1962~ (塩見允枝子)
12ボイス/自由国際大学 (鷹見明彦)
13脱美術館化 1960’S~ (森山貴之)
14日本の前衛美術運動 1910~ (山木朝彦)
アクティヴ・オーディエンスの世界へ
新しいパブリックな世界を作る
1 〈コラボ〉をする/現代美術家:川俣正 (川俣正)
2 〈カフェ〉を開く/文化実践家:熊倉敬聡 (熊倉敬聡)
3 〈働くこと〉をアートする/社会起業家:田坂広志 (田坂広志)
4 〈病院〉を外へ拓く/音楽家たち (阪上正巳+三脇康生)
5 〈ワークショップ〉で作る/作曲家:野村誠 (野村誠)
日本には、わび、さびとは違うたくましさがある (田甫律子)
踏み止まる教師は誰もいない/アメリカからの報告 (ニコラス・ぺーリー&ジャニス・ジプソン)

ソーシャルアートQ&A
・アートとインプロヴィゼーション (絹川友梨)
・他人の評価って何?       (柿沼敏江)
・作品づくりだけがアートですか? (小山田徹)
・作品がなくてもアートですか?  (川俣正)
・ソーシャルアート基礎知識    (森山貴之+編集部)
・読んでおきたいソーシャルアート文献12