キッズ・サバイバル

生き残る子供たちの〈アートプロジェクト〉

ニコラス・ペーリー=編著
菊池淳子/三宅俊久=訳
発売日
2001年2月
本体価格
2,400円+税
判型
A5判・並製
頁数
248頁
ISBN
978-4-8459-0116-6
Cコード
C0036
備考
品切

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現代教育とアートの関係について研究している著者が、アメリカ東海岸で起き、全米で大きな話題となったティーンエージャーたちの3つの芸術的・教育的なプロジェクトを紹介。21世紀の子供たちの「アート革命」。

目次

1 ポジショニング
非客観的に芸術活動をとらえる
プリコラージュ 多様な意見を聞き入れる
根茎(リゾーム)

2 マム・ロリンズ&K.O.S.
「だれでも歓迎」
ティム・ロリンズ&K.O.S.との会話
一九九三年四月二十三日、「芸術と知識のワークショップ」にて

3 セディ・ベニング
人生そんなにうまくいくもんじゃないわよね
発言集
作品ノート:新しい年
リヴィング・インサイド
私とルビーフルーツ
もしどんな女の子も日記をつけていたら
ジョリーズ
ラヴリィと呼ばれる所
それは愛じゃない

4 シューティング・バック
自分の苦境を写真に撮ること
セイヴォン(十歳)、サブリナ(十歳)、タメカ(九歳)、マイケル(十四歳)へのインタヴュー
カーステン、アンジー、ウィリアムとの撮影に出かけて
マリー・モールとの対話
社会変革の手段としてのアート
「デイオンとその仲間たち」との対話
ジム・ババートとの対話

5 断章