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横井軍平ゲーム館 Returns

ゲームボーイを生んだ発想力

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幻の名著、堂々復刊!!

忽ち重版!

本書は、1997年に発売された『横井軍平ゲーム館』(アスキー)の改訂復刻版です。
親本に忠実ながら、現在において横井軍平の仕事をあらためて読み解くために、編集部による注を加え、年表をリニューアル。図版も撮り下ろしてふんだんにあしらっています。また、あらたに牧野氏による序文と、ブルボン小林氏による解説を加えました。「枯れた技術の水平思考」で知られる、ゲーム&ウオッチ、ゲームボーイを生んだ、ゲームの開発者として知らない人はいない横井軍平の創作のアイデアを、いまこそよみがえらせる時がきているのではないでしょうか。
■ブルボン小林氏による解説付。

「読めばよむほど一機増えます!」
──ピエール瀧

「尊敬すべき“リア充”がここにいる」
──ブルボン小林

実はこの「枯れた技術の水平思考」は、日本の産業界が強かったときのお家芸だった(…)独創などという立派なものでなくてもいい。ちょっとしたアイデアを実行に移してみる。そんな「やってみよう感覚」が失なわれているのではないか。「枯れた技術の水平思考」にはそんなヒントがたくさん埋もれている。
──牧野武文(「はじめに」より)

「思考」なくして(枯れた)技術も活きないということが、大ヒットしてきた(説得力に満ちた)実例とともに語られる。(…)本書がモノ作りをする多くの人に愛されたというのがよく分かる。
──ブルボン小林(「解説」より)

CONTENTS

はじめに 牧野武文
第1章 アイデア玩具の時代 1967-1980
●ウルトラハンド
●ウルトラマシン
●ラブテスター
●エレコンガ
●N&Bブロッククレーター
●レフティ RX
●タイムショック
●チリトリー
●テンビリオン
第2章 光線銃とそのファミリー 1970-1985
●光線銃 SP
●レーザークレー
●ワイルドガンマン
●バトルシャーク、スカイホーク
●ダックハント
●光線電話 LT
●ブロックとジャイロ
第3章 ゲーム&ウオッチの発明 1980-1983
●ゲーム&ウォッチ
●ドンキーコング
●十字ボタン
●コンピュータマージャン 役満
第4章 ゲームボーイ以降 1989-1996
●ゲームボーイ
●ゲームボーイのソフトウェア
●バーチャルボーイ
●ゲームボーイポケット
第5章 横井軍平の哲学 1997-20XX
●横井軍平の生い立ち
●これからクリエイターを目指す人に
●「売れる商品」を作るには
●横井軍平のこれから
解説 ブルボン小林
横井軍平作品年表

PROFILE

横井軍平(よこい・ぐんぺい/1941年9月10日 – 1997年10月4日)
元・任天堂株式会社製造本部開発第一部部長。1941(昭和16)年京都府生まれ。
65(昭和40)年同志社大学工学部電気工学科卒業。同年任天堂に入社、翌年「ウルトラハンド」を開発し大ヒット商品となる。以後「ウルトラマシン」「光線銃SP」「ゲーム&ウオッチ」「ゲームボーイ」「バーチャルボーイ」など、玩具・ゲームの世界でユニークな商品を数多く開発する。96(平成8)年同社を退職、株式会社コトを設立。バンダイの携帯型ゲーム機「ワンダースワン」の開発にアドバイザーとして参加する。97年、石川県小松市で北陸自動車道での追突事故に巻き込まれて死去。享年56。
インタビュー・構成
牧野武文(まきの・たけふみ)
ITジャーナリスト。ITビジネスやデジタル機器について、消費者や生活の視点から論じる。著書に『インターネット社会の幻想』(アルク新書)、『グラフはこう読む!悪魔の技法』(三修社)、『Macの知恵の実』(毎日コミュニケーションズ)、『Googleの正体』(毎日コミュニケーションズ)など。
デザイン 加藤賢策(東京ピストル)
編集 草彅洋平(東京ピストル)+岡澤浩太郎
年表協力・図版提供 山崎功

横井軍平ゲーム館 Returns
ゲームボーイを生んだ発想力

横井軍平、牧野武文=著

  • 四六判変形|224頁|2,000円+税|ISBN 978-4-8459-1050-2

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動く出版社 フィルムアート社
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