
ローレン・ウィルフォード、ライアン・スティーヴンソン=著 金原瑞人=訳
A4変形判|256頁|定価:4,800円+税|ISBN 978-4-8459-1807-2
映画『犬ヶ島』のすべてがわかる、
公式メイキングブック
溢れ出す日本愛!
ウェス・アンダーソンの魅力が詰まった一冊
『グランド・ブダペスト・ホテル』『ファンタスティックMr.FOX』など、稀代の天才監督として知られるウェス・アンダーソン。最新作『犬ヶ島』(2018年5月25日 公開)では、今から20年後の日本を舞台にした、少年と犬たちの心を揺さぶる絆を描いています。
完成まで4年の歳月をかけ、670人ものスタッフが関わった本作は、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、RADWIMPS・野田洋次郎、渡辺謙、村上虹郎、夏木マリ、野村訓市、オノ・ヨーコら多彩な豪華声優陣を揃えていることでも話題を集めています。
本書は、『犬ヶ島』の魅力を最大限に堪能できるメイキングブックになります。1,097体もの人形(パペット)を動かし、独特の世界観をつくるストップモーション・アニメ制作の裏側や、ウェス・アンダーソン(監督ほか)、ロマン・コッポラ(ストーリー)、ジェイソン・シュワルツマン(ストーリー)による製作陣の対談、"『犬ヶ島』のキーマン"野村訓市(原案/小林市長役)のインタビューなども収録したファン必携の一冊です。
本作に多大な影響を与えた黒澤明をはじめ、庵野秀明、今村昌平、大友克洋、小津安二郎、北野武、鈴木清順、高畑勲、宮崎駿などからインスピレーションを受け、作品の隅々まで"日本への愛"とリスペクトが詰め込まれたウェス・アンダーソンの魅力を余すところなく収めました。
映画『犬ヶ島』オフィシャルサイト
http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/
様々なメディアで取り上げられています!
ーーーーーーーーー
★読売新聞 2019年5月26日号で書評が掲載されました!(評者:鈴木洋仁さん)
「膨大な情報がちりばめられた原書を、達意の日本語に置き換えた訳者の金原瑞人氏をはじめ、翻訳協力のみなさんに頭が下がる」
★キネマ旬報 2019年5月上下旬合併号に書評が掲載されました!(評者:吉田広明さん(映画評論家))
「何を見たり、聞いたりすればこういう作品が出来上がるのか、アンダーソンは、その頭の中が見たいと思わせるような映画作家なのだ。実際本書には、いわば元ネタが豊富に提示されており、これを見ると、なるほど創造とは要するに経験の蓄積と変形なのだなと納得させられる。」
ーーーーーーーーー
■対談 ウェス・アンダーソン(監督ほか)×ロマン・コッポラ(ストーリー)×ジェイソン・シュワルツマン(ストーリー)
■犬ヶ島へのインスピレーション~黒澤明と宮崎駿~
■犬たちの王国をデザインする~葛飾北斎と歌川広重~
■パペットのつくり方、動かし方
■インタビュー “『犬ヶ島』のキーマン”野村訓市(原案/小林市長役)
■インタビュー 『ブレイキング・バッド』ブライアン・クランストン(チーフ役)
etc
発行:松竹株式会社/発売:株式会社フィルムアート社
ローレン・ウィルフォード、ライアン・スティーヴンソン=著 金原瑞人=訳
A4変形判|256頁|定価:4,800円+税|ISBN 978-4-8459-1807-2
夏目深雪、金子遊=編著、執筆者:相澤虎之助、アピチャッポン・ウィーラセタクン、飴屋法水、綾部真雄、伊藤俊治、岩城京子、カレン・ニューマン、北小路隆志、キュンチョメ、佐々木敦、高野秀行、トニー・レインズ、中村紀彦、福島真人、福冨渉、福間健二、港千尋、四方田犬彦、渡邉大輔
フィルムアート社編集部=編
執筆者:蓮實重彦、鈴木了二、四方田犬彦、片岡義男、丹生谷貴志、野崎歓、樋口泰人、橋本一径、相澤虎之助、天野健太郎、伊藤丈紘、金子遊、北小路隆志、雑賀広海、坂本安美、篠儀直子、管啓次郎、瀬田なつき、土居伸彰、富田克也、廣瀬純、藤井仁子、裴在美、細馬宏通、松井宏、三宅唱、結城秀勇、横田創、オリヴィエ・アサイヤス、エレオノール・マムディアン、ほか
北野武、森昌行、柳島克己、大杉漣、大森南朋=インタビュー
伊藤洋司、入江哲朗、上野昂志、荻野洋一、北村匡平、熊切和嘉、黒岩幹子、河野真理江、杉田俊介、數藤友亮、角井誠、武田砂鉄、月永理絵、土田環、冨樫森、南波克行、樋口尚文、深田晃司、藤井仁子、降矢聡、松江哲明、三浦哲哉、モルモット吉田、渡邉大輔、クリス・フジワラ、ミゲル・ゴメス、ジャン=ピエール・リモザン、クレモン・ロジェ=著
安藤紘平、岡室美奈子、是枝裕和、谷昌親、土田環、長谷正人、元村直樹=編
東京都現代美術館 監修