建築デザイン101のアイデア

マシュー・フレデリック=著
藤原恵洋=訳
発売日
2009年8月10日
本体価格
1,900円+税
判型
四六判変形・上製
頁数
224頁
ISBN
978-4-8459-0933-9
Cコード
C0070
刷数
2刷
備考
品切

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建築を学ぶ学生、技術者、熟練した建築家、インテリアデザイナー必見! もう一度、建築デザインの基礎的な考え方を、頭を柔らかくして考えてみませんか?

たとえば建築学科の、抽象的で退屈な授業にうんざりしていませんか? 建築はもっとシンプルで、かつ複雑で高度な技術を必要とします。途方も無い諸問題をひとつひとつクリアしていくうちに、気付いたら初心を忘れてしまっていませんか?
本書は、建築デザインを思考するためにヒントとなるシンプルなイラストと、それを補足するコメントが1対1の見開きで分かりやすく書かれています。ドローイングの基礎から、対位法、空間分節の考え方など、基本的だけれどくり返し反芻しなければならない諸問題を、101の項目に絶妙にまとめています。手に取りやすく、何度も読み返したくなる造本で、建築のみならずデザインを学ぶすべての人のハードユースに耐えうる一冊です!

プロフィール

[著]
マシュー・フレデリック(Matthew Frederick)
建築家・都市計画家。マサチューセッツ州ケンブリッジ在住。
ボストン建築学院、ウェントワース工科大学等、数多くの専門学校・大学で教鞭をとってきた。

[訳]
藤原恵洋(ふじはら・けいよう)
1955年生まれ。建築史家。まちづくりオルガナイザー。工学博士。九州大学大学院教授。東京大学生産技術研究所研究員、元ライデン大学(オランダ)客員教授。専攻は日本近代建築史学、都市論、芸術文化環境論。建築遺産やゲニウスロキと芸術創造行為の相互作用をメタ思考で研究中。著書『上海~疾走する近代都市』(講談社現代新書)、設計作品『福岡市文学館』(福岡市)、『小島直記文学碑』(八女市)等。