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トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力

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なぜトムはいつまでも輝いているのか?
あらゆる困難を仕事にモチベートさせ、周りを巻き込んで一緒に成功する秘訣。

30年近くトップスターの地位を保ち続けるトム・クルーズの成功の秘訣を、ビジネスパーソンとしての手腕、10代からの戦略的なキャリアメイキング、他者や環境から徹底的に「学ぶ力」の観点から、丁寧に解き明かしました。

「成功者トム・クルーズ」の仕事は、「成功」や人気を追い求めるだけではなく、同時に人生そのものを深めてきた歩みです。そんなトムの仕事の極め方、人生の作り方は、日々を懸命に働く人々にとって高いモチベーションを保つ刺激となり、働き方や、人とのつきあい方を見つめ直すきっかけとなります。

作品選び・映画製作=仕事選択における自分自身/品質への徹底した管理力が、俳優としての最大限に振りきり様々な役をものにしてしまう。そんなキャパの広さを、年代ごと(章ごと)に読み進めることで、トム・クルーズのガイダンスとしても読める1冊です。

■キャメロン・クロウによるトム本人のインタビュー(1986年5月収録)掲載!!
■長谷川町蔵氏、山崎まどか氏、西田博至氏、斎藤環氏による鋭く切り込んだテーマ別のエッセイを収録!!

トム・クルーズの作品選び=仕事選択は、調べれば調べるほど戦略的だ。スターの地位を築き、映画界でのしかるべきポジションを獲得し、保持するためいかに計画的に行動しているか。────彼の今があるのは、結果論的なものではなく、明確に意識して手に入れたものだ。そのことが、キャリアの最初期の段階からこれほど明瞭な映画人は、トム・クルーズの他に一人もいない。本書ではまさに天職というものを得た人物の、仕事との関係性を解き明かすことにつとめた。常に失わなかったのは「学ぶ」という姿勢だった
──(序文より)

CONTENTS

序文

【Career1】
すべての困難を仕事にモチベートする
未来を見据える力

10〜20代のトム 明確に「成功」をイメージし続ける

・差別、いじめ、家庭環境にもめげない
・やられたらやりかえす、闘争心
・家族を助けるため強い独立心を培う
・“苦労は冒険のようなもの”
・難読症を積極的に乗り越える
・出演するだけではなくストーリーにも踏み込む
・成功者はトラブルを創造的に乗り越える
・レスリングの夢挫折から演劇へ
・情熱の矛先を「演じる」ことへ定める
・「俳優トム・クルーズ」になる

■Essay1 トム・クルーズと同年代の俳優たち 長谷川町蔵

【Career2】
仕事への責任ある関わり方
30年後のキャリア戦略をつくる力

20代前半のトム 裾野を広げ、発言力を極める

・自己主張を恐れない
・自分の武器、“眼の力”を知る
・「よいスタッフと、よい監督とだけ仕事をしなければならない」
・ギャラやヒットジャンルになびかない
・巨匠監督の現場を経験する
・全く違う役柄へのアプローチ
・“ズボンを脱いで”チャレンジする
・監督、共演者との関係を築く努力で仕事をつなげる
・出演をすぐには快諾しないという戦略
・テーマ設定、編集方針……全工程に能動的に関わる

■Essay2 トム・クルーズと女性(女優)たち 山崎まどか

【Career3】
自己アピールと学びの両立
先達から現場で学ぶ力

20代後半〜30代のトム 大先輩から徹底的に吸収する

・10年、20年先のキャリアを考えて
・ポール・ニューマンの全方位型の仕事に学ぶ
・自分だけが目立つ在り方は避ける
・“成功に惑わされない心の余裕”と収益第一主義
・演技の鬼、ダスティン・ホフマンによるレッスン
・作品にとってのベストを探り当てる
・共演者から最高の仕事を引き出す
・“人のできないことをやってのける”ことで説得力をもつ
・作品の「売り」を演技で明確に打ち出す
・培った経験は直ちに生かす
・軍兵レベルのトレーニング、車椅子の生活……必要なことにノーと言わない

■翻訳  キャメロン・クロウとの対談(1986年5月)

【Carrer4】
最適な環境を作り出す
あらゆる角度から仕事をとらえる力

30〜40代のトム 最良の変化を促すリーダーシップの発揮

・利害の両立を図り、野心も満たす
・ベテランを口説き落とすために
・トムならではのワーク?ライフ?バランス
・“人は常に変われるし、変わらなくてはならない”
・完璧な製作体制づくりへの努力
・勢いのままにのらず、方向性を変えるチャレンジも
・ビジネスパートナーの力を見極める
・リスクの芽は必ずつぶしておく
・昔の仲間も忘れない
・スタント、プロモーション……自らをすべて注ぎ込む

■Essay3 トム・クルーズと「監督の仕事」 西田博至

【Carrer5】
さまざまな才能との協働で、ハリウッドを更新し続ける
新しい芽を育てる力

50代に向かうトム 円熟期から後進の育成へ

・キューブリックとの仕事、初めての限界と代償
・スピルバーグとの恊働、新たなキャリアへの転機
・30年間トップを走るための役柄選び
・ライフワークと言える仕事を持つ
・演技に体をはることの裏付け
・若い才能を見抜き、信じて育てる
・「定着」と「安定」は避ける
・新たな人とも積極的に組んでみる
・自分以上に共演者を輝かせる
・才能の連鎖を絶対に見逃さない
・他者から学び続ける

■Essay4 トム・クルーズと自己神話化 斎藤環

後記
参考文献
トム・クルーズ年譜
執筆者プロフィール
紹介作品のDVD、Bru-lay情報

PROFILE

【編著者】
南波克行(なんば・かつゆき)

1966年東京都生まれ。映画評論家・批評家。慶応義塾大学法学部法律学科卒業。アメリカ映画研究。茨城大学教育学部教養科目の授業において年に1度、映画に関する講義も行っている。外資系銀行員を経て、現在国内企業での執務のかたわら執筆活動を行う。共著書に『熱い書評に親しむ感動の名著』(すばる舎)、『宮崎駿の世界─クリエイターズファイル』(竹書房)、『スピルバーグ─〈宇宙〉と〈戦争〉の間』(竹書房)、編著書に『スティーブン・スピルバーグ論』(フィルムアート社)。その他、ウディ・アレン、フランシス・コッポラ、マーティン・スコセッシなどを含む、アメリカ映画を中心に「キネマ旬報」などへの執筆も行っている。

【執筆者】
山崎まどか(やまさき・まどか)
1970年東京都生まれ。文筆家。映画、本、音楽、ファッションなど幅広く精通し、カルチャー誌から女性誌まで幅広い媒体で執筆。また、女子文化のセレクトおよび紹介者として、少女雑誌などのコラムニストとしても活躍すると共に、アメリカの若者文化にも造詣が深くエッセイ、コラムなど多数執筆。著書に『イノセント・ガールズ 20人の最低で最高の人生』(アスペクト)、『女子とニューヨーク』(メディア総合研究所)など。訳書にタオ・リン『イー・イー・イー』(河出書房新社)、共著者に『ハイスクールU.S.A. アメリカ学園映画のすべて』(国書刊行会)など多数。

長谷川町蔵(はせがわ・まちぞう)
1968年東京都生まれ。ライター・コラムニスト。90年代末からライター活動を開始。以後、映画、音楽、文学からゴシップまで、クロスオーバーなジャンルについて、映画誌、音楽誌、女性誌など様々な媒体で活躍を続けている。特にアメリカのエンターテインメント界に精通する。共著書に『ハイスクールU.S.A. アメリカ学園映画のすべて』(国書刊行会)、『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング)など多数。著書に『聴くシネマ×観るロック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、『21世紀アメリカの喜劇人』(スペースシャワーブックス)など。

斎藤環(さいとう たまき)
1961年岩手県生まれ。精神科医・評論家。医学博士。爽風会佐々木病院精神科診療部長(1987年より勤務)を経て、2013年より筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理、および病跡学。専門分野を背景に、美術、文学、映画、漫画、アニメから現代思想まで多岐にわたり、旺盛な執筆活動を続ける。著書に『フレーム憑き―見ることと症候』(青土社)、『アーティストは境界線上で踊る』(みすず書房)、『社会的ひきこもり』(PHP研究所)、『戦闘美少女の精神分析』(太田出版)など多数。『世界が土曜の夜の夢なら』(角川書店)で、第11回角川財団学芸賞受賞。

西田博至(にしだ・ひろし)
1976年大阪市生まれ。批評家。大谷大学文学部哲学科卒業。一般企業に就職後、佐々木敦の「批評家養成ギブス」第一期に参加して学ぶ。その同窓生を中心に刊行されている批評誌『アラザル』にて、「一柳慧のいる透視図─ニッポンの批評へ」を連載中。一柳慧の音楽活動の軌跡を詳らかにしながら、戦後日本の社会と諸々の前衛藝術との相関を発掘している。さらに同誌で、一柳慧、鈴木治行、夏田昌和などにロングインタビューも実施した。その他、『キネマ旬報』などで執筆。映画・クラシック音楽・美術・演劇などを中心に、多彩な論評を展開している。また、劇団「バンタムクラスステージ」の脚本協力も行う。共著に『スティーブン・スピルバーグ論』(フィルムアート社)がある。

トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力

南波克行=編著|執筆者=斎藤環、長谷川町蔵、山崎まどか、西田博至

  • 四六判|232頁|定価 1,800円+税|ISBN 978-4-8459-1323-7

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