物語の創作に必要なストーリー構造やキャラクター造形を学ぶことができる本をまとめてご紹介します。 映画だけでなくゲーム・小説・マンガなどのジャンルにも応用可能です。脚本の書き方、小説の書き方に悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
また、これらの本の中から小説執筆に役立つ知識やテクニックをトピックごとにまとめた連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」をカクヨムにて連載中です。
また、どの本から読めばよいのか分からないという方のために、売上上位ランキングTOP10をまとめていますので、ぜひこちらも参考してみてください。
目次
・ロバート・マッキーの脚本術
・シド・フィールドの脚本術
・「SAVE THE CAT」シリーズ
・「類語辞典」シリーズ
・神話理論で物語を書く
・物語を科学的に理解する
・その他の脚本術
・偉大な作家が教える小説の書き方
・K.M.ワイランドの小説術
・ラリー・ブルックスの小説術
・その他の小説術
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ストーリー
ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則
ロバート・マッキー=著
これぞ物語創作のバイブル
ストーリーテリングの分野で世界的に最も影響力のある「現代のアリストテレス」ロバート・マッキーによる伝説的のセミナーが書籍化
本書では、脚本家が学ばなければならないストーリーの普遍的な「型」を解説するとともに、キャラクター造形の方法、または物語に必須の「事件」の描き方とその設定の仕方を徹底的に掘り下げます。
これまで、ストーリーとキャラクターは別のものであるかのように扱われていましたが、マッキーは「ストーリーの構造とはキャラクターのことであり、キャラクターとはストーリーの構造のことである」と強く主張します。本書は、物語の「内容」にふさわしい「形式」を、ストーリーを創作する上で実際にどのように与えるかということを詳説しています。ハリウッドだけでなく世界中に多大な影響を与え続けている伝説のシナリオ講師ロバート・マッキーの最重要著作。
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『ストーリー』の3つの要点
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キャラクター
登場人物の本質と創作の技法
ロバート・マッキー=著
アカデミー賞&エミー賞の請負人ロバート・マッキーが「キャラクターとは何か?」を徹底解明!
登場人物の本質を問い、創造力に磨きをかける。キャラクター創作術の最新版にして決定版がついに登場。
登場人物の創作に特化した内容となっており、「キャラクターを『創造』するという視点から、着想の源までさかのぼって徹底的に分析」(訳者あとがきより)していきます。そうすることで、キャラクターの本質を理解でき、創作の技法を磨くことができます。
4部構成となっており、キャラクター作りの着想の源がどこにあるかを問うところから始まり、すぐれた架空の人物を生み出す執筆技法を通過し、キャラクターとストーリーのジャンルや観客との関係を見つめ、いかにストーリーの中でキャラクターを設計すべきかが語られていきます。
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『キャラクター』の3つの要点
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ダイアローグ
小説・演劇・映画・テレビドラマで効果的な会話を生みだす方法
ロバート・マッキー=著
ダイアローグは単なる会話ではない。
すべての会話はストーリー上の必要性に応え、目的を持ち、行動を起こさせるものではなくはならない。
何かを言うことは何かをすることなのだ。
本書では、演劇=聴覚のメディア、映画=視覚のメディア、テレビドラマ=演劇と映画のあいだにあるもの、小説=心に直接うったえるメディア、という物語の主要な4つのメディアそれぞれの特徴を踏まえ、それぞれが「ダイアローグ」をどのように生み出しているのかを詳細に掘り下げています。古典的作品から人気海外ドラマ作品まで、物語のなかで登場人物たちが巧みな対話をするよう、実際の作品で鍵となるシーンを例にして詳細に分析し、芸術的で印象に残るような会話を創造するための羅針盤として最大限の力を発揮します。
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映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと
シド・フィールドの脚本術
シド・フィールド=著
「三幕構成」の完全解説
すべての脚本術はこの本からはじまった
世界で一番読まれているシド・フィールドの脚本術の邦訳です。良い映画は良い脚本から生まれます。世界で初めて映画の脚本を分析し、構成のパラダイムを考え出した著者が、映画の持つ力と本質を教える名指南書。あらゆる物語創作の基礎となる「三幕構成」について解説した必読の1冊です。現在存在するほとんどの脚本術・物語創作術は、本書を下敷きにしているといっても過言ではありません。物語創作の正典(カノン)ともいうべき必読書。
ためし読み
第1章 映画脚本とはなにか
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素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック
シド・フィールドの脚本術2
シド・フィールド=著
課題付きの実践的テキスト
シド・フィールドが世界各地で行なったワークショップをベースに作った実践向きテキストです。脚本を書くまでの準備、実際の執筆にあたってのポイントを、順を追って丁寧に伝授します。各章を読み、章末の練習問題に取り組めば、読み終わる頃には一本の脚本が仕上がります。どんな映像のストーリーテリングにも応用可能な考え方が身に付くばかりか、映画鑑賞に対しても新しい視野をひらく一冊です。
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最高の映画を書くためにあなたが解決しなくてはならないこと
シド・フィールドの脚本術3
シド・フィールド=著
“物語”創作につきまとう問題点や課題をこの一冊で解決
映画のシナリオ創作術として、1979年に著者によって理論化された「三幕構成」をもとに、往年の名作『パルプ・フィクション』『ショーシャンクの空に』『テルマ&ルイーズ』『羊たちの沈黙』『クリムゾン・タイド』を徹底的に紐解くことで、そこに共通する問題解決法を伝授。完成された映像作品から遡り、どのように脚本で表現されているか、すべきかを具体的に学ぶことができます。
映画脚本だけでなく、テレビドラマ、演劇、マンガ、アニメ、小説、二次創作……など、”物語”を書くすべての人がぶつかる問題を、具体例をもって解決させる至高の指南書。
ためし読み
訳者まえがき
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SAVE THE CATの法則
本当に売れる脚本術
ブレイク・スナイダー=著
ブレイク・スナイダー・ビート・シートで物語の構造を完全マスターする
「小難しい脚本術の分析書はいらない。シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ!」そんな読者のための超実践的脚本マニュアル。脚本とは芸術であり、科学でもある。科学である脚本を支配するこの法則は、不変のものなのです。 学者の難解な分析本とは一線を画し、業界を知り尽くした筆者が、メジャーで売れる脚本の法則を簡潔に語りおろします。ジャンル、プロット、構成、販売戦略、キャスティングなど、基本要素を踏まえながらも、誰も教えてくれなかった黄金法則は、驚くほど実践的です。三幕構成を応用したブレイク・スナイダー・ビート・シート(物語を15項目の「ビート」で構成するメソッド)を使えば物語の構造を完璧に自分のものにすることができます。
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10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術
SAVE THE CATの法則を使いたおす!
ブレイク・スナイダー=著
脚本の「ジャンル」と「構成」を丸裸にするカンニング・ペーパー
本書の著者ブレイク・スナイダーは、勝てる脚本を創るために必要なのは、「ジャンル」と「構成」だと述べています。本書では、実際の映画作品を「家のなかのモンスター」「金の羊毛」「魔法のランプ」「難題に直面した凡人」「人生の岐路」「相棒愛」「なぜやったのか」「おバカさんの勝利」「組織のなかで」「スーパーヒーロー」という「10のストーリー・タイプ」に分類して徹底分析し、著者が独自に編み出した〈ブレイク・スナイダー・ビート・シート〉と呼ばれる黄金メソッドで物語構造を分解していきます。合計50の映画作品を徹底分析することで、売れる物語の構造が理解できます。
ためし読み
Introduction
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SAVE THE CATの逆襲
書くことをあきらめないための脚本術
ブレイク・スナイダー=著
トラブルやスランプはあってもいい
本書では、執筆上にしばしば直面するトラブルの解決法や、確実に売れる物語を作るためのポイントや技術、そして不安に陥りやすいクリエーター心理をどうすれば守り、鍛え、育てられるかを丁寧に説いています。「物語構造の問題点」や「執筆のモチベーションの保ち方」を、著者自身の失敗談やワークショップでの経験をベースにユーモアたっぷりに語っています。あなたが《脚本の暗闇》に陥ったとき、本書を読めば、一歩一歩着実に前に進むことができるようになります。
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SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く
ジェシカ・ブロディ=著
映画脚本術の超定番「SAVE THE CATの法則」シリーズに、小説の書き方バージョンがついに刊行!
「SAVE THE CATの法則」は、映画やテレビドラマなどの映像業界において、シド・フィールドの脚本術やロバート・マッキーの『ストーリー』とともに、”物語創作メソッドの権威”として知られています。本書は、その「SAVE THE CATの法則」を用いて小説の書き方に応用した内容になります。大事な鍵は、ペースの配分。テンポが良くて、視覚的で、登場人物の成長が興味深くて、もれなく構成されている小説なら、どんな大予算映画とも互角に戦えます。そして勝てる。10の物語ジャンル、15段階のビート・シートでベストセラー小説を徹底分析し、物語の描き方をやさしくレクチャーします。
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「SAVE THE CATの法則」で書ける 物語創作ワークブック
ジェイミー・ナッシュ=著|ブレイク・スナイダー=原案
“世界で最も売れている脚本術”『SAVE THE CATの法則』の書き込み式ワークブック。
小さなアイデアが大きな物語に。一冊まるごと書き込んでいけば「あなただけの」ストーリーができあがる!
本書は『SAVE THE CATの法則』を下敷きにした書き込み式のワークブックです。手順どおりにワークに取り組めば、あなたの身の回りのことやちょっとしたアイデアが、ストーリー設計に必要な「プロット」や「設定」に早変わり。ページをたどって一冊まるごと書き込んでいくだけで、読者や観客を惹きつける「あなただけの」物語を完成させることができるのです。
初めて物語を書くことにチャレンジする人から、すでに作品を発表したことのあるプロの人、もしくは、あと一息のところで書きあぐねている人――どんな人でも、アイデア練りからストーリーのアウトライン作りまで、ひとつひとつステップごとに進みながらメソッドを体得することができます。
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感情類語辞典[増補改訂版]
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
言葉にならない感情を描く
本書は、人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた、創作者のための新しい「類語辞典」です。 本書が手元にあれば、お決まりの表現に頼らずに、登場人物をより人間らしくリアルに描き、物語を引っ張っていく魅力的なキャラクターを生み出すことが可能になります。
ある感情における、目に見える「外的なシグナル」、体の内側に起こる「内的な感覚」、心理状態を表わす「精神的な反応」、そしてその感情が強烈だったり、長期にわたる場合のサインや、本人が周囲に隠したり、自覚がない場合のサインなど…… ひとつの感情につき、60〜90個前後の「類語」が収録されています。
増補改訂版ではより細かい感情を表現するために、項目数が75から130と大幅に増量。「読むだけで心に突き刺さる」と評判だった、悩める創作者を導く「まえがき」の部分も加筆されています。
さらに、各感情に結びついた行動を描写しやすくするため、その感情を強く想起させる動詞のリストを新たに追加。また、キャラクターの感情が今後どう移り変わっていくのかをわかりやすくするため、各感情が発展あるいは後退すると、どの感情に至るのかが参照できるようになりました。
小説家だけでなく、脚本家、シナリオライター、漫画家、さらには演出家や俳優など……物語の執筆だけでなく、キャラクター作りや役作りといった「人間を表現する仕事」のよき相棒として、あらゆる創作者を助けてくれる「類語辞典」です。
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性格類語辞典 ポジティブ編
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
キャラクターの性格は、態度や行動で示す
ポジティブな人物を鮮明に描くことで、ネガティブな人物をより輝かせることができます。では、作家はどのようにしてポジティブなキャラクターに強度を持たせているのでしょうか? 単純な成功ストーリーだけに頼らず、性格心理に裏づけられたキャラクターを描くには、どうすればよいのでしょうか? 本書では、キャラクターが持ちうる「属性」のポジティブな面を列挙し、その要因、行動、態度、思考パターンなどを類語としてまとめています。1つの言葉を通じて、登場人物の性格がみるみる深まり、無限に連鎖していく発想と創作のヒントが生まれます。 読者が応援したくなるような、感情移入できる魅力的なキャラクターを生み出すために役立つ、あらゆる「表現者」のための類語辞典です。
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性格類語辞典 ネガティブ編
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
キャラクターの性格が不完全だからこそ、読者は共感できる
本書では、人間の「欠点」について考えられる要因や、関連する行動・態度・思考などを通して、キャラクターのネガティブな属性について学ぶことができます。実際の文学や映画作品にみられる事例も豊富に紹介し、小説家や脚本家にとってはわかりやすく、創作者以外の方にとっても登場人物に照らし合わせて楽しむことができる内容です。 あえてキャラクターの暗い面に対して光を投げかける本書は、そのネガティブな面だけではなく、ポジティブな面も知ることで、魅力的な「欠点」づくりを目指す1冊です。また、ネガティブな人物を鮮明に描くことで、ポジティブな人物をより輝かせることもできます。物語を深みのあるものにするだけでなく、読者の日常生活においても自分自身の性格を見つめ直すことにおいて役立つでしょう。
ためし読み
1. 魅力的なキャラクターと
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場面設定類語辞典
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
登場人物にとって意味のある場面を設定しているか
読者の感情が呼び起こされる場面を設定しているか
優れた物語をつくろうとする際にしばしば見落とされる重要な要素が「設定」です。どんな物語のどの場面にも設定は必ず存在します。読者(観客)を惹きつけるためには、ユニークで印象的な場面を設定しなければなりません。本書は、物語の舞台・世界観をつくりあげる「場面設定」のノウハウをレクチャーしています。そして「郊外編」「都市編」合わせて全225場面を用意し、それぞれの場面設定における「見えるもの」「聴こえるもの」「味」「匂い」「質感」等の要素から、「物語が転回する状況や出来事」を例文とともに徹底解説しています。
ためし読み
感情的なつながりを生みだす設定の作り方
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トラウマ類語辞典
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
トラウマが多面性のある豊かなキャラクターを生む
私たちは誰もが、大小様々な形で「トラウマ」と呼ばれるものを持っているはずです。不意の事故や予期せぬ災害、幼少期の体験、失恋や社会不安……そんな経験に基づいた心の傷はいつの間にか消え去ってしまうようなものではなく、日常に訪れた些細な出来事によってふとした瞬間に蘇り、そのたびごとに心を締め付け、そしてときにはさらなる傷を生み出すかもしれません。
本書は、物語創作において不可欠とも言える心の傷/トラウマというテーマをめぐり、それらがどのような作用をそのキャラクターにもたらすかについて、その原因となる具体的な事例とともに詳細にまとめた画期的な一冊です。
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職業設定類語辞典
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
キャラクターの人生にとって欠かせない要素=職業を適切に設定し、読者や観客をのめり込ませるために必要な知識が詰まった最強のガイドブック!
現実に生きる私たちがそうであるように、作品に登場するキャラクターにも、なぜその職業を選択したのか、自分の仕事が好きなのか嫌いなのか、その仕事の何を信念として持ち、どんな目標を達成したいのかは、人によって、そしてその職業によって全く異なっています。
本書ではあらゆる職業における特徴や必要な知識やスキルなどの基本的なデータ、その職業に就いているキャラクターが抱えがちな葛藤、または場面における立ち振る舞いなどについて豊富に記載した、まったく新しい視点の辞典になっています。軍人や弁護士、小説家やプロスポーツ選手といった数多くの作品に登場する職種から、剥製師や料理評論家、霊術療法士といったストーリーにインパクトを与えるような職種まで、120を超える職業の設定の肝を詳細に記述しています。
ためし読み
はじめに:すべてはディテールにある……
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対立・葛藤類語辞典 上巻
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、物語は鮮やかに動き出す
現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあっても足りないもの。人の不幸、番狂わせ、裏切り、身の毛もよだつありえない展開……私たちはそれらを追体験することで、登場人物に感情移入し、臨場感たっぷりの物語を味わうことができるのです。本書は、常に書き手を悩ませている「対立・葛藤をどう作品に組み込むべきか」について解説する、最適な手引書となっています。
シリーズを通して好評の前半パートでは、対立・葛藤を物語に組み込むことの重要性から、プロットやキャラクターにもたらす効果、様々なストーリーの「型」の紹介、内的・外的葛藤の役割などを、実例を交えながら丁寧に解説。後半の辞典パートでは、具体的な110のシチュエーションを例に、それぞれの対立・葛藤が生じる具体的な状況、引き起こされるネガティブな問題や困難、起こりうる悲惨な結果・特性、もたらされる感情、起こりうる内的葛藤、基本的な欲求への影響、対処に役立つポジティブな特性や結果などを、見開き1ページで紹介しています。
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対立・葛藤類語辞典 下巻
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著
登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、物語は鮮やかに動き出す
現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあっても足りないもの。人の不幸、番狂わせ、裏切り、身の毛もよだつありえない展開……私たちはそれらを追体験することで、登場人物に感情移入し、臨場感たっぷりの物語を味わうことができるのです。本書は、常に書き手を悩ませている「対立・葛藤をどう作品に組み込むべきか」について解説する、最適な手引書となっています。
『下巻』では、 「コントロールの喪失」、「権力闘争」、「優位性の喪失」、「エゴにまつわる対立・葛藤」、「危険と脅威」、「その他の困難」 に分けた115もの対立・葛藤が生じる場面を収録。
あらゆる創作指南書において最重要視されている《コンフリクト=対立・葛藤》の適切な使い方についてまとめ、作品づくりに役立つ豊富なアイデアを提供する、唯一無二にして実用的な1冊となっています。
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俳優・創作者のための動作表現類語辞典
マリーナ・カルダロン、マギー・ロイド=ウィリアムズ=著
「動作表現」に特化した初めての類語辞典
本書は、演技の世界で広く採用されている「アクショニング」という演技術(スタニスラフスキー・システムが起源)の要となるアクション動詞(他の誰かを相手にして行う、感情と身体表現をともなった動詞)1763語を、類語辞典という形にまとめたものです。アクショニングは、台本の一行一行をダイレクトに演じる刺激となり、演技に豊かな幅が出るだけでなく、演技に正確さをもたらし、人物どうしのドラマ的なやりとりを充実させる効果もあります。
本書を活用することによって、俳優の演技には次から次へと自然につながる動きが生まれ、また物語創作者にとっても登場人物の感情と動きを豊かに展開させるための、大きなヒントを得られるでしょう。
ためし読み
イントロダクション
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作家の旅 ライターズ・ジャーニー
神話の法則で読み解く物語の構造
クリストファー・ボグラー=著
神話学者ジョーゼフ・キャンベルの神話理論〈ヒーローズ・ジャーニー〉を、映画にも適用できる物語構造=12ステップにモデル化し、ハリウッドに多大な影響を与えた一冊。
本書の著者、クリストファー・ボグラーは、神話の要素は人間の普遍的な真理であるとして無数の神話から物語の構造を抽出したジョーゼフ・キャンベルの研究(『千の顔を持つ英雄』)に惚れ込み、キャンベルの〈ヒーローズ・ジャーニー〉理論に、カール・G・ユングのパーソナリティのパターン〈アーキタイプ(原型)〉の研究と、ウラジミール・プロップの民話・昔話を構造分析した物語理論を合わせて発展させ、ハリウッド映画に適用させたメソッドを提唱しました。
本書では〈ヒーローズ・ジャーニー〉の12ステージの構造モデルと8つの〈アーキタイプ〉がそれぞれ詳述され、その理論が誰にでもわかるように平易な言葉で解説されています。私たち人間にとって、物語とは何か? どう機能するのか? 物語はどこからやってくるのか? 人にはなぜ物語が必要なのか? 一体何が物語を作るのか? その核心を掘り下げた必携の一冊です。
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はじめに 旅の準備
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新しい主人公の作り方
アーキタイプとシンボルで生み出す脚本術
キム・ハドソン=著
13のステージで構成される〈ヴァージンの旅〉理論を使った創作メソッド
『作家の旅 ライターズ・ジャーニー』著者クリストファー・ボグラー推薦!!
主人公の魂の成長、自己実現の旅の軌跡をどう描くか。本書では、ユング心理学をはじめとした心理分析において、コンプレックスの仕組み、「影」がキャラクターに与える影響などを紹介します。中でも物語創作には欠かせない「女性性(ヒロイン)」というアーキタイプに着目することで、革新的なシナリオを生むための創作法を解き明かします。 また、ヴァージン、娼婦、母/女神、愛人/王、ファム・ファタール、暴君、老婆、魔女、守銭奴など多数のアーキタイプを提案。これらを比較しながら、それぞれが物語上で担う役割やテーマを考えることで、シンボリズムを有効に使うための原則を説いていきます。映画やテレビの脚本家はもちろん、魅力的な主人公を書きたい小説家やゲームシリオ作家、アニメーターにも役立つ一冊です。
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ヒロインの旅
女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方
モーリーン・マードック=著
「英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)」と対をなす「ヒロインの旅」決定版
本書はジョゼフ・キャンベル氏の有名な「英雄の旅」(ヒーローズ・ジャーニー)をもとに、英雄ではなく「ヒロイン」はどのような旅をたどるのかを、ステップごとに解説した「ヒロインの旅」の決定版です。男性的な価値観の社会において、女性が完全な存在になるには何が必要なのでしょうか? 失われた女性性と男性性の融合=「全体性」を目指して、ヒロインは旅をしていきます。英雄にはない複雑なステップや、一見目には見えない大きな心の変化、内面の世界の変遷について丁寧に追い、神話やおとぎ話、古代のシンボルや女神、現代人が見る夢を分析しながら、女性性の価値と意義、リアリティーを解き明かします。
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世界を創る女神の物語
神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅
ヴァレリー・エステル・フランケル=著
世界の神話・民話から「ヒロインの旅」を解き明かす
「ヒロインの旅」は献身と勇気を携え、常に前を向いて歩く強さがあります。月のサイクルに従って生き、剣はなくとも知恵と鋭い直感で戦い抜き、苦しみに耐えながらやさしい世界を求め続けます。そうして、少女はやがて女神へと成長していくのです。そこには、現代の女性の生き方へと続く系譜があります。 本書では、世界各地の神話、伝説、民話や民間伝承を楽しみながら、「ヒロインの旅」をステップごとに追う、「女神たちのストーリーテリング」を凝縮しています。 アニメ、マンガ、ゲーム、映画や小説など、各ジャンルの物語創作のヒントとなるのはもちろん、心理学、神話学やジェンダーの研究にも必携の一冊となります。
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クリエイターのための占星術
キャラクター、ストーリーと世界観の作り方
コリーン・ケナー=著
星座と神話を使って物語をつくる
本書は物語創作者をはじめとするクリエイターに向けた、“使える”占星術の入門書です。 冒険ゲームのシナリオや、大人数のアニメのキャラクターなど、さまざまなコンテンツの中に、占星術や神話が生かされた展開や設定は多く存在します。 本書では、10の天体=キャラクター設定 × 12の星座=ストーリー展開 × 12のハウス=舞台設定で、【1440通り】以上のキャラやストーリーが作れるよう伝授します。 物語の構成やテーマ、人物が置かれる状況、人物を表す象徴的な表現や衣裳デザイン、職業などの詳細な設定まで、多様で複雑な物語の作り込みに必須のガイドです。
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脚本の科学
認知と知覚のプロセスから理解する映画と脚本のしくみ
ポール・ジョセフ・ガリーノ+コニー・シアーズ=著
映画を見るとき頭の中では何が起きているのか?
一本の映画にのめりこむために観客には何が必要か?
認知神経心理学をフル活用した、一歩先に進むための脚本術!
脚本術ミーツ神経科学! 目や耳などの現実の情報を知覚する器官の機能から、感情や意思決定と複雑に結びつく脳神経にいたるまで、人間の知覚/認識のプロセス全体を章を追って詳細に明らかにしていく、これまでにない新しいアプローチの脚本術。
「映画を見ているときに心と脳には何が起きているのか?」ということを科学的に説明しながら、物語を語る手法(=ストーリーテリング)の原則とその戦略を明らかにする。
映画脚本だけでなく、小説、マンガ、ビデオゲームなど、あらゆる「物語」に関わる分野においても大きなヒントになる一冊。
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脳が読みたくなるストーリーの書き方
リサ・クロン=著
「心」ではなく、読者の「脳(ドーパミン)」を刺激せよ!
脳はストーリーをどう認識するのか? そして、どのようなストーリーに夢中になるのか? 面白いストーリーは、私たちの意識を常に集中させ、他のことに気をそらせません。つまり、ストーリーを書くうえで重要なポイントとは、「次に何が起こるか知りたい」という脳の欲求を常に引き出し続けることにあります。それが欠落していたら、どんな美しいメタファーも魅力的なキャラクターも、読者を満足させることはできないのです。本書では、小説、映画脚本、短編などの実例を参考にしながら、脳を満足させるためのストーリーの書き方を指南します。人間の“認知的無意識”が明らかにする、物語創作の実践ガイド。
ためし読み
Introduction はじめに
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ストーリー・ジーニアス
脳を刺激し、心に響かせる物語の創り方
リサ・クロン=著
物語の天才になるための極意は、主人公の内面の闘いを描くこと
本書は脳科学を用い、プロットとメタファー(隠喩)の背景にあるストーリーライティングの本質を解き明かしていきます。主人公の内面的な葛藤が物語を動かすというテーマを取り上げ、神経科学に関する真理を活用して段階的にアドバイスしていきます。「感情」が他の何よりも早く脳に関わる、という事実を脳科学の知識から強調。実践的で理解しやすく、物語のなかにおいて「何が機能していないか」を認識させ、ストーリーをどのように働かせるかを理解できるように設計し、それを開発・再開する手助けをします。この1冊を使えば、読者の世界観が変わるような、魅力あふれる物語を創り出すことができます!
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「感情」から書く脚本術
心を奪って釘づけにする物語の書き方
カール・イグレシアス=著
最初の10ページがすべて?
いや、1ページ目からいきなり大事だし最初の文節、最初の単語も蔑ろにしてはいけない
本書は、読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。ビジネスとしての映画はいったい何を売っているのでしょうか? それは人間の感情です。感情的体験を映画やテレビというパッケージにして販売しているのです。つまり、何が読者を最も興奮させるのかを知り、感情的に巻き込んでしまう方法を見つけ出すことが、売れる物語をつくるために極めて重要なのです。 本書では、名作の脚本を徹底的に解体し、その語り方を分析します。そして読者の心に特定の感情やイメージを浮かび上がらせ、心を動かすために必要な技巧を指南しています。脚本を書く上で本当に大事なこと=「脚本を読む人に感情的な体験を提供すること」にとことんこだわった一冊です。
ためし読み
イントロダクション:感情をお届けする商売
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脚本を書くための101の習慣
創作の神様との付き合い方
カール・イグレシアス=著
一流の脚本家を一流にした《プロの習慣》に焦点をあてる
本書は「書き方」を教える従来の脚本術とは違い、プロの脚本家の執筆における「態度」「心構え」など「成功のやり方」に光を当てています。ハリウッドで成功を収めた脚本家たちが、最高のストーリーを書くための<習慣>を伝授します。 職業脚本家として一本立ちするために、そして最高の脚本を書くことの一助となる「クセ」や「習慣」を一流どころから盗むことが本書の狙いです。
総勢22名の成功者たちが、101個のトピックの核心(テーマ)に沿って丁寧に応える形式は、まるで全員が一堂に会して対話をしているような臨場感を味わえます。各テーマは、“脚本家の卵”から“職業脚本家”になるために、具体的な書き方以上に実践的な知識となり、モチベーションの喚起となるでしょう。映画脚本、テレビ脚本に関わる方や、劇作家、小説家など、すべての文筆家必携の一冊です。
ためし読み
CHAPTER 1 脚本家の素顔
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ストーリーの解剖学
ハリウッドNo.1スクリプトドクターの脚本講座
ジョン・トゥルービー=著
ディズニーやピクサーで活躍した
「映画業界のベスト・スクリプトドクター」による待望の創作講座
本書では脚本の伝統的な構造である「三幕構成」を進化させ、より緻密にプロットとキャラクターを組み立てるためのハウツーが凝縮されています。ストーリー創作にとって「最適なプロセス」と「最も容易なプロセス」は違います。多くの人は容易なプロセス、つまり外的で機械的で断片的で一般的なプロセスを経て物語を創作します。しかし、本書では内的で自然で相関的で独創的な執筆プロセスこそが「本当の意味で利用価値のある唯一のアプローチ」であるとし、その具体的な方法を細かく指南しています。
映画脚本であれ、長編小説であり、戯曲であれ、短編小説であれ、どんな分野のストーリーテラーにも使える実用的な劇作論です。
ためし読み
第1章:ストーリー・スペース、ストーリー・タイム
第4章:キャラクター
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記憶に残るキャラクターの作り方
観客と読者を感情移入させる基本テクニック
リンダ・シーガー=著
魅力的なキャラクターを作るためには何から始めるべきか?
矛盾や葛藤といった複雑な内面を生み出すためにはどうすればいいのか?
人間関係をダイナミックに表現するためには何が必要か?
本書は、キャラクター設定の基礎(人物や時代背景のリサーチ、身体や感情の表現方法など)を理解することから入り、実践(バックストーリーや人間関係の作り方、セリフの書き方など)、応用(非現実的なキャラクターの作り方、ステレオタイプを超えるために考えるべきことなど)、とステップアップ式に構成されており、効率的にキャラクター創作の基礎とその応用方法を学ぶことができます。
また、タイプに基づいたキャラクターの設定、脇役に人柄や特徴を与える方法、サブテキストについて、など細部のテクニックに関しても解説しているため、これ1冊でキャラクター創作に必要なあらゆる知識を得ることができるでしょう。
ためし読み
まえがき
第1章 キャラクターのリサーチをする
第2章 キャラクターに一貫性と矛盾を与える
第5章 キャラクターの人間関係を作る
第9章 ステレオタイプを超越する
第10章 キャラクターの問題を解決する
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サブテキストで書く脚本術
映画の行間には何が潜んでいるのか
リンダ・シーガー=著
テキストに書かれていないことこそが重要である
シド・フィールド推薦!!
映画の要素は〈表面に現れている部分(テキスト)〉と〈水面下に隠れている部分(サブテキスト)〉に分類できます。サブテキストは言葉の裏側、身振りの裏側、行動の裏側、画面の裏側に見出すことができ、明確に指摘することができず、人はそれを五感で受け取ることになります。
口には出されることのない「何か」=サブテキストがうまく描かれているときに、そのドラマは最良のドラマとなります。つまりサブテキストを充実させることで、ストーリーやキャラクターに深みを与えることができるのです。実際の多数の映画作品の脚本を取り上げながら、サブテキストの種類や構造、発想法をわかりやすく解説した一冊です。
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シナリオ構造論
野田高梧=著
半世紀を経て待望の名著復刊
1930年代ごろより活躍し、世界的にも名高い監督・小津安二郎の通称「小津組」の中核を担ったシナリオライター・野田高梧による、「脚本」の役割を真摯かつ実践的に説いた画期的な歴史に残る一冊。
本書は日本の脚本術の先駆けであり、1952年の初版刊行以来、何度も版を重ね改訂されてきました。取り上げるのは40~50 年代の邦画、洋画、文学作品などですが、これらは今日においても作品づくりの「基礎」であり、「根底」を示しています。これまで数多くの脚本家、小説家の生涯の友として愛用され、名だたる人材を育ててきました。今日においても脚本家、シナリオライターのみならず、あらゆる創作者にとって必携の一冊となっています。
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ソーンダーズ先生の小説教室
ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きること
ジョージ・ソーンダーズ=著
ブッカー賞受賞、『短くて恐ろしいフィルの時代』の著者による、大注目・全米ベストセラーの「小説入門」!!
現代アメリカ文学を代表する作家ジョージ・ソーンダーズが、ロシア文学の巨人たちと寄り添い、悩み、格闘する。
チェーホフ、ツルゲーネフ、トルストイ、ゴーゴリ──珠玉の短編小説7本を通じて、物語の読み方と書き方、そして人生の意味に迫る、刺激に満ちた楽しい創作講座。
シラキュース大学の創作講座を20 年にわたって担当し、小説家志望の若き学生たちに小説の書き方と読み方を教えてきた小説家ジョージ・ソーンダーズ。
ソーンダーズの名物授業を再現した本書では、ロシア文学の巨匠による7本の短編を読み解き、読者に頁を繰らせるためにいかなる技法やテクニックが駆使されているのかを解説する。
現代アメリカの短編小説の名手が、ユーモアたっぷりでいざなう、ロシア文学のそぞろ歩き。私たちはなぜ読み、書き、生きるのか──その答えを探る、時空を超えた軽やかな小説の旅へ。
ためし読み
はじめに
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読者に憐れみを
ヴォネガットが教える「書くことについて」
カート・ヴォネガット&スザンヌ・マッコーネル=著
『スローターハウス5』『タイタンの妖女』などで知られる戦後アメリカを代表する作家、カート・ヴォネガットの「書くこと」と「人生について」。
「書くことは魂を育むこと」を生涯の信条としたヴォネガットの教えを、彼自身の言葉と小説の引用、そして周囲の人々の談話からまとめた、「ヴォネガット流・創作指南+回顧録的文章読本」。
文章を書いたり物語を書く際に必要な、原動力、才能、想像力の飛躍、勤勉さ、反省、ブラックジョークについて、生計を立てること、心身のケア、はたまたコミュニティの重要さにいたるまで、さまざまな角度からユーモアを交えながら真摯に語られます。加えて、物語はどこから生まれるのか、冒頭部の書き方、プロット、登場人物の書き方、耳で聞く文章と目で見る文章の違い、見直しと校閲などのコツとテクニックについても惜しげもなく披露されます。
その驚くほど実践的なアドバイスは、作家志望者のみならず、文章を書く時に悩んだことのある人、何かの課題と格闘して自分は無能だと感じているすべての人の心に突き刺さります。
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サスペンス小説の書き方
パトリシア・ハイスミスの創作講座
パトリシア・ハイスミス=著
鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で
世界中の読者を魅了するサスペンスの巨匠が、「書くこと」と「仕事にすること」についてのノウハウを明かす。
何が「小説を書くこと」を専門的職業としうるのか、なおかつ何がそれを刺激的で生き生きとしたものにするのか。同時に、絶えず失敗の可能性を秘めたものである「執筆」において、失敗から学べることとはなんなのか。ハイスミスは本書において、サスペンス小説の重要な要素をプロセスに分けて解説し、アイディアの芽、書き始め、プロットの作り方、行き詰まり、初校、改稿など、自身の小説から豊富な実例を示しながら余すところなく説明しています。自身の経験から成功や失敗についても包み隠さず語られ、そのキャリアに基づいた実践的なアドバイスは、失敗や行き詰まりを経験した作家志望者の心を必ず捉えるに違いありません。
ためし読み
序
第1章 アイディアの芽
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文体の舵をとれ
ル=グウィンの小説教室
アーシュラ・K・ル=グウィン=著
技巧(クラフト)が芸術(アート)を可能にする
『ゲド戦記』『闇の左手』のアーシュラ・K・ル=グウィンによる小説家のための手引き書
ハイファンタジーの傑作『ゲド戦記』や両性具有の世界を描いたフェミニズムSF『闇の左手』などの名作を生み出し、文学史にその名を刻んだアーシュラ・K・ル=グウィン。本書は、ル=グウィンが「自作の執筆に励んでいる人たち」に向けて、小説執筆の技巧(クラフト)を簡潔にまとめた手引書です。
音、リズム、文法、構文、品詞(特に動詞、副詞、形容詞)、視点など、ライティングの基本的なトピックを全10 章で分かりやすく解説。各章には、ジェイン・オースティンやヴァージニア・ウルフ、マーク・トウェイン、チャールズ・ディケンズなど偉大な作家が生み出した名文が〈実例〉として収録され、ル=グウィン自身がウィットに富んだ〈解説〉を加えています。また章末に収録されている〈練習問題〉を活用することで、物語のコツと様式について、自らの認識をはっきりと強固にすることが可能になります。
ためし読み
第5章 形容詞と副詞
訳者解説
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アウトラインから書く小説再入門
なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?
K.M.ワイランド=著
小説、映画脚本、ゲーム、マンガ
あらゆる物語つくりに応用可能な「地図」=アウトラインの描き方
「アウトライン」とは、小説を執筆するうえでのロードマップ。最初にアウトラインを構築することこそが、小説を最後まで「書き切る」ための近道です。時間をかけてアウトラインを作ると、物語にバランスとまとまりが生まれる、伏線がうまく配置できる、主観が計画的に選べるなど、さまざまな成果が期待できます。 本書では、アメリカ在住の現役作家が、アウトライン構築にあたっての独自のメソッドをステップごとにナビゲートします。既に小説をたくさん書いている人には執筆術の「再入門」として、初めて書く人には基礎知識の習得に活用できる一冊です。
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〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック
K.M.ワイランド=著
スラスラ書ける、楽しくなる!
物語創作のバイブル『アウトラインから書く小説再入門』の実践編が登場
本書は、直感的で使いやすい書き込み式のワークブックになっており、アウトライン作成のために必要なすべてのステップを網羅しています。
あらすじを一文で表すプレミスの作成、プロットのブレインストーミング、キャラクターへのインタビュー、ストーリーの起伏を生み出すアーク作りなど、実践的な方法論が紹介されており、それぞれの質問事項やエクササイズなどをこなしながら、章を追うごとに物語のアウトラインが固まるような構成になっています。
アウトラインを活用すれば、実践的で的を絞った執筆ができます。
このワークブックで、自身のストーリーを深く掘り下げ、アウトラインの効果を存分に引き出しましょう!
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はじめに
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ストラクチャーから書く小説再入門
個性は「型」にはめればより生きる
K.M.ワイランド=著
映画の構成は小説に応用できる
本書では、傑作に欠かせない「構成」=ストラクチャーを映画の構成、脚本術をもとに指南します。単なる“ひらめき”を作品化し、独創性と個性を最大限に引き出すために大切なこととは何か。勘を頼りに書けても確かな技術は身に付きません。 物語にインパクトを持たせながらもバランスと整合性を生み、最後まで書ききることができる強い物語に必要なことを、それぞれストーリー(物語)の構成、シーン/シークエル(場面/つなぎ)の構成、文の構成から、丁寧に解説します。 とくに、ライトノベル、ゲームシナリオ、エンタメ小説のライティングには有益な一冊です。
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キャラクターからつくる物語創作再入門
「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ
K.M.ワイランド=著
キャラクターアークを理解すれば、
物語の中でキャラクター(登場人物)が躍動する!!
本書は、人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」に注目し、キャラクターアークの基本形な三つの型について詳しく言及しながら、登場人物とストーリー構成がいつどのように関係し合うのかを説明しています。
物語創作をするうえで「人物」と「プロット」を分けて考えるのは大変危険です。どちらか一つをおろそかにすればストーリーは危機に陥ります。なぜなら人物がプロットを動かし、プロットがキャラクターアークを作るからです。両者は切っても切れない関係にあるのです。「プロットと人物は一心同体」というのはプロットの「構成」と人物の「アーク」が一体だということを意味します。言い換えれば、人物の内面の移り変わり(=アーク)がしっかり構成できれば、プロットもテーマもしっかりと安定したものになるということです。
キャラクターと物語の関係性を徹底的に掘り下げた、これまでになかった実践的創作術。
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テーマからつくる物語創作再入門
ストーリーの「まとまり」が共感を生み出す
K.M.ワイランド=著
もう「中身がない」とは言わせない! プロットとキャラクターを磨くだけではまだ足りない。
互いに関連し合うストーリーの「三大要素」最後のピース、テーマについて徹底的に掘り下げたありそうでなかった執筆指南書。
テーマとはストーリーに統一性をもたらす着想や題材です。プロットやキャラクターはテーマと無関係ではありません。テーマが定まっていないストーリーでは「プロットとキャラクターはいいけど、ストーリーとしては駄作」と言われるのがオチです。いっぽう優れたストーリーでは、これらの三大要素が一体となって共生しています。
本書はテーマの役割や機能について、そしてプロットやキャラクターとの関係についてじっくりと解説しています。小説や映画だけでなく、マンガやゲーム、アニメーションなど、さまざまなジャンルで活用可能な本書を読めば「うまくテーマが表れますように」と神頼みすることはなくなり、自分で意識的にテーマを構築できるようになります。ストーリーにおけるテーマについて徹底的に掘り下げた、ありそうでなかった実践的創作術。
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工学的ストーリー創作入門
売れる物語を書くために必要な6つの要素
ラリー・ブルックス=著
売れる物語を書くために必要な6つの要素とは
ストーリー創作に必要な部品と技術がすべて揃った「まとめ」本
売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何より大事なのです。
ストーリー創作に際して知るべきことは山ほどありますが、本書ではそれらを6つのカテゴリーに大別することで、謎めいたものの本質を明確に提示しています。つまり、それが「6つのコア要素」と呼ばれるものです。「6つのコア要素」にはストーリーに必要な部品や技術が全て揃っています。書き手として知るべきことを集め、包括的に秩序立ててストーリーを作ることができます。
ストーリー創作の秘訣が、網羅的に「まとめ」られているため、小説入門者が最初に読む本として最適の一冊です。
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物理学的ストーリー創作入門
売れる物語に働く6 つの力
ラリー・ブルックス=著
地球上で重力や浮力を無視できないように、
ストーリーにも無視できない「物語の物理」が存在する
本書では、物語に働く「6つの力」について解説しています。前著『工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素』で語られた「6つのコア要素」と「6つの力」は別物です。
よいストーリーには必ず「6つのコア要素」と「6つの力」の合計12の要件すべてが揃っています。
本書では、「6つのコア要素」についても触れつつ、「6つの力」について、そしてストーリー創作に必要な12の要件の関係性について詳しく説明しています。プロとアマチュアの差はこの「物語の物理」ともいうべき「6つの力」の生かし方にあります。「どんなにアイデアやコンセプトがすごくても、物理的にだめなら失敗する」と著者はいいます。引力や日光や気温のように決して無視することのできない「6つの力」を最大限に生かし、読者の記憶に焼きつく「売れる」ストーリーを書きましょう。
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物語を書く人のための推敲入門
ラリー・ブルックス=著
誰も教えてくれなかった「推敲ってどうやるの?」
という問いに対する答えがここに!
本書では、ストーリーに必要な要素とポイントを12項目提示して、そのアイデアの理解度とうまく活用できたかというストーリーの成功度をくりかえしチェックすることが大事であると説きます。
まずチェック項目に沿って自己採点をし、その後本書内で提示されたスキルやツールを使ってストーリーの欠点を修正します。そのプロセスを経ることであなたの作品は確実にワンランク上のものへと変身します。 また、実際に著者が相談を受けた実例をもとに、どのように推敲をするべきかというプロセスがわかるように、ケーススタディも収録されています。 あと一歩で悩んでいる人が本当に必要としている推敲のノウハウをこの一冊で完全網羅。
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読者を没入させる世界観の作り方
ありふれた設定から一歩抜け出す創作ガイド
ティモシー・ヒクソン=著
中世、近未来、異世界……お決まりの世界観のその先へ!
不思議な力が存在する魔法の世界、ナショナリズムが支配する監視社会、コンピュータが作りあげた仮想現実の世界……寝食を忘れて没頭してしまう作品には、入念に作りこまれた世界観が大きな魅力となっています。
本書は、登録者数100万人超えの作家・YouTuberが、すぐれた伏線の張り方から、魅力的な主人公・敵役の作り方、魔法のシステムを築く方法、宗教の描き方、帝国の栄枯盛衰の見せ方まで、読者をのめり込ませるための世界観を構築する方法を徹底伝授。
例として扱われる作品は、『ハリー・ポッター』、『指輪物語』、『氷と炎の歌』、『マトリックス』、『スター・ウォーズ』といった超人気作だけでなく、『鋼の錬金術師』、『コードギアス』、『七つの大罪』などの日本作品も。古今東西のファンタジー/SF作品から楽しく学べる、実用的な物語創作論になっています。
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まえがき
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モンスターを書く
創作者のための怪物創造マニュアル
フィリップ・アサンズ=著
恐れるな、恐ろしくあれ竜、サメ、ゾンビ、悪魔、吸血鬼、巨大生物……人々はなぜこんなにも「モンスター」に惹かれるのか――H・P・ラヴクラフト歴史協会推薦、すべての迷える創作者たちに捧ぐ、「人ならざるもの」を描くための導きの書。
モンスターという「リアルでないもの」を、「もっともらしく」表現するためのガイドブック。第一部では「モンスターとは何か」という根源的な問いから、それを恐ろしいと人が感じる要素や理由、悪役(ヴィラン)との違いについて明らかにしています。第二部および第三部では、作品におけるモンスターの役割、モンスターを創造する際の実践的な手段、五感に訴えかけるような生き生きとした描写の方法、登場人物だけでなく読者にとっても恐ろしく、そして意味をもつ登場の仕方など、創作活動における実践的な取り入れ方についてレクチャーします。
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第一章 モンスターとは何か?
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感情を引き出す小説の技巧
読者と登場人物を結びつける執筆術
ドナルド・マース=著
「彼は悲しんだ」と書いても、読者は悲しまない――
感情は「語る」ものでも「見せる」ものでもなく、「引き出す」ものだ!
年間150冊以上の小説を売り込む敏腕文芸エージェントが、読者の心を揺さぶるテクニックを徹底伝授。
小説家にとって必要なのは、感情を向ける対象となるものを作り出すことではなく、読者の感情を引き出すこと。読者は小説を読むというより、むしろ反応しています。めざすべきは、「体験」と評されるほど強烈で印象深い感情を引き起こすことです。本書では、年間150冊以上の小説を売り込むベテラン文芸エージェントの著者が、数多くの小説作品を引用しながら、感情面での鮮烈な経験を読者にもたらすための効果的な見せ方、語り方、その他数多くのテクニックを徹底解説しています。豊富な経験と知識に裏打ちされたきわめて実践的な一冊です。「感情を引き出す技巧」が身につく34の演習問題も収録。
ためし読み
第1章 感情を引き出す技巧
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「書き出し」で釣りあげろ
1ページ目から読者の心を掴み、決して逃さない小説の書き方
レス・エジャートン=著
はじまりよければ全てよし!
小説の「書き出し」に特化した唯一無二の物語執筆術、ここに登場。
本書では、オープニングシーンを構成する10の要素を細かく分析するだけでなく、レイモンド・カーヴァーやガブリエル・ガルシア゠マルケスといった一流の作家たちによる多種多彩な作品を例に、その書き出しのどこがどのようにすぐれ、なぜ読者を惹きつけるのかを具体的に解説していきます。また、きっかけとなる出来事を作りあげるための詳細な手順や、バックストーリーを詰めこみすぎるといったよくある失敗を避けるコツ、オープニングシーンの適切な長さや場面転換の方法、登場人物の紹介や伏線の張り方に加え、多数の出版エージェントや編集者からのアドバイスも聞くことができます。
名作の書き出しのみを集めた書籍や特集などはあるものの、具体的に何をどう書けば良い作品になるのか、オープニングがどれほど重要な意味を持つのかを詳細に説いた書籍はこれまでありませんでした。本書では、読者が思わず唸る物語の書き出し方について指南する、唯一無二にして絶対的な一冊と言えるでしょう。
書き出しの一文から読者を引き込み、思わず最後まで読んでしまう物語の書き方を伝授した、ありそうでなかった「はじまり」の書き方指南書です。
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名著から学ぶ創作入門
優れた文章を書きたいなら、まずは「愛しきものを殺せ!」
ロイ・ピーター・クラーク=著
小説家、脚本家、劇作家、ジャーナリスト、ライター……、
ことばに悩むすべての人に向けた文章術本のBEST 版!
アメリカで最も影響力のある文章執筆のエキスパートが、文章術に関する本1,500冊の中から約50冊を厳選し、それらの本のエッセンスを抽出。
読者は全6部・32章を通じて、推敲の方法、資料のまとめ方、語り手の選択、レトリックの価値といったいくつもの切り口から小説や報道記事などの書き方を学ぶことができます。また、技術的なレクチャーだけでなく、小説家という存在のあり方、ジャーナリストが目指すべき姿勢など、精神的な側面でも胸に深く刺さるアドバイスがつづられています。
アリストテレス(哲学者)、ラヨシュ・エグリ(劇作家)、ジョージ・オーウェル(小説家)、エドワード・R・マロー(ジャーナリスト)、ノースロップ・フライ(批評家)、カート・ヴォネガット(小説家)、アーシュラ・K・ル=グウィン(小説家)、トム・ウルフ(ジャーナリスト)、スティーヴン・キング(小説家)ら、さまざまなジャンルの優れた書き手たちの技術や姿勢が1冊に凝縮。
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ワンダーブック
図解 奇想小説創作全書
ジェフ・ヴァンダミア=著
世界的に著名なSF 作家にしてアンソロジスト
ジェフ・ヴァンダミアが放つ唯一無二の小説執筆ビジュアル・ガイド
SF、ファンタジー、ホラーなど、ジャンルを超えて〈想像力あふれる〉小説を書くために必要な知識が一冊に凝縮。
本書の最大の特徴である数多くの魅力的なイラストや図表たちは、 ジェフ・ヴァンダミアによる的確な創作ガイドを補足・説明するだけでなく、 想像力を刺激し、あなたに眠るクリエイティビティをより多様な方向へと導く、『ワンダーブック』のもうひとりの主役です。 小説執筆の基礎知識を丁寧に解説しつつ、クリエイションに必須な〈遊び心〉を掘り起こします。
ジョージ・R・R・マーティン(『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者)、アーシュラ・K・ル=グウィン(『ゲド戦記』)、ニール・ゲイマン(『アメリカン・ゴッズ』)等々、世界を熱狂させる大作家たちのエッセイや実践的アドバイスも多数収録。