カットを繋ぎ、画面に命を吹き込む〈編集〉。『スター・ウォーズ』『地獄の黙示録』などの俊英エディター17人へのインタビューで、ハリウッド最前線の〈映画編集術〉を集成。映画編集を多角的に学べる映像製作のテキスト。
目次
序論 映画編集者とは何か
1 シェルドン・カーン
編集者であること
2 エミリー・ペイン
編集者になること
3 キャロル・リトルトン
総合芸術としての映画
4 ハロルド・クレス/カール・クレス
フラッシュバック、フラッシュフォワード
5 トム・ロルフ
物語を語るということ
6 アン・V・コーツ
作品の心にふれる
7 ビル・パンコウ
「瞬間」を利用する
8 ポール・ハーシュ
「打楽器」的な編集
9 ドン・キャンバーン
ビートを刻み続ける
10 ピーター・C・フランク
多芸である人
11 ジョン・D・ダニング
「よい素材」は変わらない
12 テッド・ウィンターバーン
意識下の真実
13 シドニー・レヴィン
内なる声
14 メルル・ワース
「感情の線」を描く
15 バリー・マルキン
最高のコラボレーション
16 ルーディ・フェイア
戦略的なテイク
17 リチャード・マークス
伝承の担い手
18 アラン・ハイム
ロックする(編集完了)
訳者注
受賞作品リスト
監修者あとがき
用語集
日米の編集の違いおよび製作過程について