一地方都市でさまざまな困難を乗り越えて自主上映に取り組んできた筆者が、映画のつくり手/うけ手とのコミュニケーションを通じて深めた20年にわたる映画愛と活動の記録。映画の回路としての地方の現場を追想する映画文化論。