「オジサンたちの受け売りで映画の昔話をするのはもうやめよう」。テレビで育った1960年代生まれの筆者には、クロサワもグリーナウェイも初めて出会う瑞々しい現在だ。大森一樹、大林宣彦から香港ムーヴィーまで、いまの時代の気分を代表する映画に触れる。