第一次世界大戦後、ルビッチ、ラング、ディートリッヒなどの映画人を輩出し、忘れ得ぬ黄金時代を築きあげたドイツ映画界。その創成期から、現代社会の源流たるワイマール文化の燗熱と、ナチズムに敗北してゆく激動の運命をドキュメントする“もうひとつの映画史”。