人間と映画への深い洞察力によって独自の映画美学を打ちたて、日本人の生活感情を鮮やかに描き出した小津安二郎映画の足取りを、滞日20数年にわたる研究をもとに、世界の“OZU”として紹介。欧米で“小津ブーム”を巻き起こして注目された画期的労作。