エイゼンシュテインからハリウッド映画に至る数々の名作を対象に、“作家”理論と構造主義的方法を結びあわせて分析を行い、映画を“記号学”という新領域のなかに捉えようとした画期的労作。「フィルム・コメント」誌の映画人へのアンケートで、ベストワンに推された。