今日、芸術はいかにして存在し得るか? それはもはや完結したものとして与えられるのではなく、絶えざる問いかけのなかでのみ姿を表すものではないか? 現代芸術の諸相にわたって、“見る”ことの意味から本質的でラディカルな問題を提示する。