森美術館「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」展公式図録
ゲームエンジン、AI、VR、生成AIなどのテクノロジーがもたらす、現代アートの新潮流──
リアルとデジタルが接続する私たちの現実を映し出す、革新的な表現の世界に迫ります。
◎出展アーティスト12組のインタビューを収録!
現実と仮想空間が重なり合う私たちの日常を支えている、ゲームエンジンや人工知能(AI)、仮想現実(VR)、生成AIなどのテクノロジー。こうした「マシン」と協働しながら、死生観や生命、倫理の問題、環境問題、歴史解釈、多様性といった普遍的な課題に、表現を通して取り組む12組のアーティスト、クリエイターの作品を、豊富な図版と貴重なインタビューで紹介します。生物学、地質学、哲学、音楽、建築、ダンス、プログラミングなどの領域とのコラボレーションを通して制作されるのは、デジタル映像作品だけでなく、絵画や彫刻、インスタレーションなど幅広い表情をもつ作品群。「ラブ(愛情)」、共感、高揚感、恐れ、不安、没入感などを喚起する作品たちは、私たちの感情をおおいに揺さぶり、人類とテクノロジーの関係や不確実な未来をより良く生きる方法について考えるきっかけを与えてくれます。
デザイン
畑ユリエ
目次
展示風景
[図版&インタビュー]
Beeple│ビープル
Sato Ryotaro│佐藤瞭太郎
Diemut│ディムート
Kim Ayoung│キム・アヨン
Lu Yang│ルー・ヤン(陸揚)
Jacolby Satterwhite│ジャコルビー・サッターホワイト
Hsu Chia-Wei│シュウ・ジャウェイ(許家維)
Fujikura Asako│藤倉麻子
Jakob Kudsk Steensen│ヤコブ・クスク・ステンセン
Anicka Yi│アニカ・イ
Adrián Villar Rojas│アドリアン・ビシャル・ロハス
Kate Crawford and Vladan Joler│ケイト・クロフォード、ヴラダン・ヨレル
[論考]
片岡真実(森美術館館長)
マーティン・ゲルマン(森美術館アジャンクト・キュレーター)
矢作学(森美術館アソシエイト・キュレーター)
畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]主任学芸員/本展アドバイザー)
谷口暁彦(メディア・アーティスト/本展アドバイザー)
[付録]
作品リスト
展覧会情報
森美術館
「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」
展覧会内容詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/machine_love/index.html
会期:2025年2月13日(木)−6月8日(日)
※森美術館内ショップでは、表紙デザインの異なる「会場限定版図録」も同時発売します。