映画『犬ヶ島』のすべてがわかる、
公式メイキングブック
溢れ出す日本愛!
ウェス・アンダーソンの魅力が詰まった一冊
『グランド・ブダペスト・ホテル』『ファンタスティックMr.FOX』など、稀代の天才監督として知られるウェス・アンダーソン。最新作『犬ヶ島』(2018年5月25日 公開)では、今から20年後の日本を舞台にした、少年と犬たちの心を揺さぶる絆を描いています。
完成まで4年の歳月をかけ、670人ものスタッフが関わった本作は、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、RADWIMPS・野田洋次郎、渡辺謙、村上虹郎、夏木マリ、野村訓市、オノ・ヨーコら多彩な豪華声優陣を揃えていることでも話題を集めています。
本書は、『犬ヶ島』の魅力を最大限に堪能できるメイキングブックになります。1,097体もの人形(パペット)を動かし、独特の世界観をつくるストップモーション・アニメ制作の裏側や、ウェス・アンダーソン(監督ほか)、ロマン・コッポラ(ストーリー)、ジェイソン・シュワルツマン(ストーリー)による製作陣の対談、”『犬ヶ島』のキーマン”野村訓市(原案/小林市長役)のインタビューなども収録したファン必携の一冊です。
本作に多大な影響を与えた黒澤明をはじめ、庵野秀明、今村昌平、大友克洋、小津安二郎、北野武、鈴木清順、高畑勲、宮崎駿などからインスピレーションを受け、作品の隅々まで”日本への愛”とリスペクトが詰め込まれたウェス・アンダーソンの魅力を余すところなく収めました。
映画『犬ヶ島』オフィシャルサイト
http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/
メディア掲載
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読売新聞 2019年5月26日号で書評が掲載されました!(評者:鈴木洋仁さん)
「膨大な情報がちりばめられた原書を、達意の日本語に置き換えた訳者の金原瑞人氏をはじめ、翻訳協力のみなさんに頭が下がる」2019.05.26 -
キネマ旬報 2019年5月上下旬合併号に書評が掲載されました!(評者:吉田広明さん(映画評論家))
「何を見たり、聞いたりすればこういう作品が出来上がるのか、アンダーソンは、その頭の中が見たいと思わせるような映画作家なのだ。実際本書には、いわば元ネタが豊富に提示されており、これを見ると、なるほど創造とは要するに経験の蓄積と変形なのだなと納得させられる。」
目次
■対談 ウェス・アンダーソン(監督ほか)×ロマン・コッポラ(ストーリー)×ジェイソン・シュワルツマン(ストーリー)
■犬ヶ島へのインスピレーション~黒澤明と宮崎駿~
■犬たちの王国をデザインする~葛飾北斎と歌川広重~
■パペットのつくり方、動かし方
■インタビュー “『犬ヶ島』のキーマン”野村訓市(原案/小林市長役)
■インタビュー 『ブレイキング・バッド』ブライアン・クランストン(チーフ役)
etc
発行:松竹株式会社/発売:株式会社フィルムアート社