SF的想像力で田舎暮らしを楽しむ。
一極集中から多極分散型の社会へ。
21世紀の最先端はここにある。
さあ、オーテマティックと一緒に冒険の旅に出かけよう。
イラストレーター大寺聡、初の作品集。
イラストレーター大寺聡の半生を振り返るHIStory、
21世紀型の暮らしと創作のアイデアを詰め込んだCONcept、
機械文明と原始文明の対話と融合を壮大なスケールで描いたPANorama、
本編の内容を解説したinterVIEWを収録。
「東京は豪華客船で田舎はヨット。自分で風を読みながら進む心地よさがあって21世紀型の暮らしに近い」
メディア掲載
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南日本新聞 2018/4/8号 評者:竹添星児
「収録された新作は、柔らかい手書きのスケッチがメインとなっている。「職人」としての普段の仕事ぶりとは少し違い、著者自身の個性や思いが、よりダイレクトな質感で感じられる。」
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フリーペーパー「フェリア」2018/3/17号(南日本新聞社)
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南日本新聞 2018/3/10号 著者インタビュー
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KKB鹿児島放送「かごしま“ひと”最前線」(2018/3/10放送)
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南日本新聞 2018/3/1号「かお」 著者紹介
目次
はじめに
第1章 HIStory ヒストリー
1966 → 1970
1971 → 1975
1976 → 1980
1981 → 1985
1986 → 1990
1991 → 1995
1996 → 2000
2001 → 2005
2006 → 2010
2011 → 2015
2016 →
第2章 CONcept コンセプト
虫自慢が多極分散型社会を作る
東シナ海に面する街に住んでいます
時給から自給へ
グラウンドレベルの暮らし
自分で風を読む
ハイブリッド・スタイル〜在宅勤務
オーテマガーデン
タイムトンネル
オーテマ野鳥の会
個性という厄介なもの
パノラマ
ビジネスマン
オーテマウンテン
ガトリング
石のコレクション
誰もいない
重機 vs. 有機
Sci-Fi
温暖化についての夢想
農業についてのデザイン戦略1
農業についてのデザイン戦略2
南薩線
日常の風景
火に対する知恵
アサカツ〜対話の場をつくる
幕 間 INTERmission
第3章 PANorama パノラマ
STEREO LIFE ステレオ・ライフ
第4章 interVIEW インタビュー
21世紀型の小さな暮らしを模索する
あとがき
大寺聡 プロフィール
プロフィール
[著]
大寺 聡(おおてら・さとし)
1966年生まれ
1990年・武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業
以降、フリーイラストレーターとして活動
2000年・活動拠点を東京から現在の鹿児島県日置市吹上町に移す
「最新のデジタル技術と豊かな自然の接点」をテーマに表現活動を続ける。
2004年 文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査員会推薦作品
2011年・2012年 南日本広告文化賞 グランプリ
2012年 「KSCS International Invitation Exhibition of Color Works」 Best Color Work Award
2013年 K-ADC(九州アートディレクターズクラブ)Award 審査員
2013年 WIRED「CREATIVE HACK AWARD」 最終選考通過
2017年 鹿児島県芸術文化奨励賞
ウェブサイト www.ohtematic.com
[監修]
井原 慶一郎(いはら・けいいちろう)
1969年生まれ
1998年・広島大学大学院文学研究科博士課程修了
鹿児島大学教授
専門は英文学、表象文化論、芸術文化デザイン論
著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ『ウィンドウ・ショッピング/映画とポストモダン』(共訳、松柏社、2008年)、同『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)、チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』(訳・解説、春風社、2015年)、トッド・マガウアン『クリストファー・ノーランの嘘/思想で読む映画論』(フィルムアート社、2017年)など。