『銀河鉄道999』から『進撃の巨人』まで。
人気漫画家たちが語る、創作と映画の関係性とは—
表紙は浅田弘幸描き下ろし!
松本 零士(『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』)/上條 淳士(『TO-Y』『SEX』)/楠本 まき(『KISSxxxx』『赤白つるばみ』)/浅田 弘幸(『I’ll』『テガミバチ』)/五十嵐 大介(『海獣の子供』『リトル・フォレスト』)/松本 次郎(『フリージア』『女子攻兵』)/武富 健治(『鈴木先生』)/山本 美希(『ハウアーユー?』)/諫山 創(『進撃の巨人』)のインタビューを収録!
漫画家の目から見て、いったい映画のどこがおもしろいのか?
漫画家は作品体験を、自分の漫画にどのように生かしているのか?
漫画は映画になろうとしたのか、そうではないのか?
そして、漫画と映画の未来とは?
本書に登場する9名の漫画家は、いずれも新しい漫画表現を切り開いた開拓者であり、<ヴィジュアル×ストーリー>の鬼才として、現在も最先端を走っています。
9名の鬼才たちが、映画の見方、人生を変えた映画の話、作品において「映画的手法」をどう考えるか、これから挑戦したい漫画の話などについて、じっくりと語っています。
本書は漫画家による新しい映画ガイドとしても楽しめますが、彼らの世界の見方、創作の秘密に触れることは、<ヴィジュアル×ストーリー>に関わる全てのクリエイターにとって、大きなヒントになるでしょう。
手塚治虫「新宝島」以降、歴史的にも切っても切れない関係にある、漫画と映画の関係を考えるヒントにもなる一冊です。
漫画作品、映画作品の図版を多数収録。
メディア掲載
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『週刊現代』7月18日号〈リレー読書日記〉にて、大林宣彦監督が「今回の3冊」に選んで下さいました!
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『ダ・ヴィンチ』8月号〈今月の新刊情報〉にて紹介されました
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『@バンチ』8月号にて、松本次郎先生が本書の紹介漫画を描き下ろして下さいました!
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HONZ(評者:刀根明日香さま)
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BLOGOS〈『漫画家、映画を語る』の素晴らしさ〉(評者:吉川圭三さま)
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コミックナタリー〈上條淳士と松本次郎のトークショー、「漫画家、映画を語る。」発売記念で〉
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CINRA.NET〈漫画家が映画について語るインタビュー集に松本零士、諫山創、五十嵐大介ら9作家〉
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コミックナタリー〈松本零士、諫山創ら「漫画家、映画を語る。」インタビュー本発売〉
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映画ナタリー〈「漫画家、映画を語る。」松本零士、諫山創ら9人のインタビュー集〉
目次
はじめに
Interview 1 松本零士
紙の上で映画を作りながら、漫画ならではの方法論を探してきた
Interview 2 上條淳士
僕のリズムを描くことが、僕にとっての漫画になる
Interview 3 楠本まき
「何も起きない日常」を描くために、キャラクターの魅力を引き出したい
Interview 4 浅田弘幸
イマジナリーラインを超えてでも「カメラ目線」を重視する
Interview 5 五十嵐大介
漫画も映画も、見えないはずのものを見せてくれる
<エッセイ> 映画館には漫画がいっぱい
Interview 6 松本次郎
次は「低予算映画を撮れ」と言われた監督の気持ちで
Interview 7 武富健治
「文芸漫画」は人間的なカメラワークから生まれる
Interview 8 山本美希
「本」という形と、絵で語ることにこだわりたい
Interview 9 諫山創
映画はいつも僕に活力を与えてくれる
おわりに
プロフィール
[著]
島田一志(しまだ・かずし)
1969年10月13日生まれ。漫画編集者、ライター。「週刊ヤングサンデー」編集部を経て、「九龍」元編集長。編集した作品に、『ショートカッツ』(古屋兎丸)、『ねこぢるまんじゅう』(ねこぢる)、『はなしっぱなし 新装版』(五十嵐大介)、『世界の終わりの魔法使い』(西島大介)、『薔薇のかたちのシ』(鈴木志保)、『屋根の上の魔女』(武富健治)、『山田のこと』(上條淳士)、『パラダイスバード』(佐藤明機)など約100作。また、著書に『COMIC IS DEAD』『ワルの漫画術』『ROCK COMIC』『新・漫画論』がある。