エンジニアに学ぶ101のアイデア

ジョン・クプレナス/マシュー・フレデリック=著
美谷広海=訳
発売日
2013年12月18日
本体価格
2,000円+税
判型
四六判変型・上製
頁数
224頁
ISBN
978-4-8459-1316-9
Cコード
C0050
備考
品切

その他のネット書店から購入

今こそ知っておきたい、
理系技術者のものの見方と発想法。
ものづくりとイノベーションの基本にある、
「工学」の常識、理論、実践が満載!

「技術者的発想」からの創造性や問題解決力に注目が高まっています。とくに近年は、「FAB」「MAKERS」ムーブメントによって科学者、技術者、ユーザーという分け方がシームレスになり、ものづくりへの関心が一般的にも浸透しました。また、理系的な発想を融合させた総合的な知の欲求が、文系出身者にも急速に広がっています。

本書は、21世紀のものづくりのあり方と、技術についての知識と哲学が身に付く101のTips集。建築物や乗り物の設計制作、計測、材料力学、都市交通、品質工学、環境工学など、いま必要とされるアイデアをコンパクトにまとめ伝授します。工学や技術を学びたい方はもちろんですが、エンジニアリングの考え方を日常に活かしたい学生から社会人まで応用可能。世界を動かしているエンジニア的発想が学べる一冊です。

「新しいアイデアを生み出すための、
“理系的思考”のエッセンスが詰まった一冊。」
──講談社「クーリエ・ジャポン」編集長 冨倉由樹央

この本は全体を通して、工学の基本的な概念の背景にある常識、多くの工学の専門分野に絡むテーマ、現実世界の状況から導きだすことができる単純な理論上の原則を重点的に取り上げ、それによって工学の主たる部分を紹介しています。この本は木のことと同じくらい、森について明解な理解をもたらすものになっていると確信しています。
──著者による「まえがき」より

プロフィール

[著]
ジョン・クプレナス(John Kaprenas)
カリフォルニア在住の技術士。LEED(環境に配慮した建築デザインの評価システム)の専門家であり、南カリフォルニア大学やカリフォルニア州立大学で都市工学を教える。ロサンゼルスにあるヴァニル・コンストラクション・マネージメントの副社長でもある。学術雑誌『ストーリー・オブ・マネージング・プロジェクト』(グリーンウッドプレス)に多数の著述を発表。

マシュー・フレデリック(Matthew Frederick)
建築家・都市計画家。マサチューセッツ州ケンブリッジ在住。ボストン建築学院、ウェントワース工科大学等、数多くの専門学校・大学で教鞭をとってきた。『建築デザイン101のアイデア』(フィルムアート社)の著者で、101シリーズの企画、編集、イラストを手がける。

[訳]
美谷広海(みたに・ひろうみ)
1975年フランス生まれ。ゲーム、モバイル、ウェブとデジタルコンテンツの企画、プロデュースを行い、インターネット業界での海外事業、海外から日本への進出事業に従事。訳書に、マイケル・W・プライス+マシュー・フレデリック『ビジネススクールで学ぶ101のアイデア』(フィルムアート社)、共訳書に、J・フリード+D・H・ハンソン『小さなチーム、大きな仕事』(早川書房)、共著書に『プロセス・オブ・モバイル・サクセス』(翔泳社)。
http://hiroumi.org