エンターテイメント映画の文法

ヒットを約束する脚本からカメラワークまで

純丘曜彰=著
発売日
2005年6月
本体価格
2,300円+税
判型
A5判・並製
頁数
240頁
ISBN
978-4-8459-0574-4
Cコード
C0074
備考
品切

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脚本からカメラワークまで、世界市場を目指すメイキング・セオリー!映像・映画関係者必携の一冊。

「〈夢と感動〉をつくるレシピ」
プロデューサー、監督、脚本家、配給・興行関係者などなど、観客の心をつかむプロフェッショナル・スキルを集成!
世界市場を目指すメイキング・セオリーとは!?

目次

1.インダストリー
1  映画会社と組む覚悟
2  映画のスタイルを守る(1)ドキュメンタル
3  映画のスタイルを守る(2)フィクショナル
4  デヴェロッププメント(1)プレマイズ
5  デヴェロッププメント(2)プロット
6  デヴェロッププメント(3)スペック
7  デヴェロッププメント(4)プレップ
8  デヴェロッププメント(5)ファイナル
9  デヴェロッププメント(6)トリートメント
10 デヴェロッププメント(7)ブレイクダウン
11 構造分析としての映像文法

2.ストラクチャー
1  映画の3重4層構造
2  作品の形式構造(1)フィルムとサウンド
3  作品の形式構造(2)シーン
4  物語は何でできているか:概念
5  概念表現(1)演技
6  概念表現(2)アウトサイド エクスプレッション
7  概念表現(3)タッチストーン
8  テーマ軸とスパイラルアップ構造
9  物語の中の物語:プロット(1)
10 物語の中の物語:プロット(2)
11 エピソードの構造:シーン
12 分節主義の語謬
13 S&Fスタッガーとダイナミック=テイク
14 C&Aスタッガー
15 アクションカットとマルチガヴァレッジ
16 アクションと内面性
17 ショット
18 レンズとアクション

3.エロキューション
1  わかりやすさからおもしろさへ
2  ミュトスとエロキューション
3  グランドストラクチャー
4  テーマ
5  プレマイズ
6  ミュトス
7  コンティニュイティ
8  キーフック
9  マッガフィン
10 カスタム&フェスティバル
11 ヴァイブレイション
12 サスペンス

4.フレーバー
1  フレーバー
2  コミカル=フレーバー(1)
3  コミカル=フレーバー(2)
4  トラジック=フレーバー(1)
5  トラジック=フレーバー(2)
6  ユーモア&ヒューマニズム=フレーバー(1)
7  ユーモア&ヒューマニズム=フレーバー(2)
8  ロマンティック=フレーバー
9  エロティック=フレーバー(1)
10 エロティック=フレーバー(2)
11 アクション=フレーバー
12 スリラー&ホラー=フレーバー

5.対位法理論
1  対位法の成立
2  対位法の秘密
3  光と音の対位法
4  トーン対位法
5  ショット対位法
6  カット対位法(1)メトリック
7  カット対位法(2)リズミック
8  カット対位法(3)スタッガー
9  会話とアクションの対位法
10 シーン対位法(1)トーン
11 シーン対位法(2)ミザンセヌ
12 アクション対位法
13 背景対位法
14 プロット対位法
15 物語対位法(1)コアエンジン
16 物語対位法(2)プレマイズ
17 物語対位法(3)まとめ

6.コンステレイション
1  人物対位法
2  コンステレイション
3  主人公と相棒
4  彼氏彼女と相手役
5  フール・ウィズ・ウェット=ブランケット
6  その他の役
7  コンプレックス=コンステレイション
8  3Dポートレイチャー
9  キャラクター=タッチング
10 キャラクターの内面性
11 アークとコーナー
12 アサーティヴ=ギミック

7.ミザンセヌ
1  ミザンセヌとコンポジション
2  コンポジション(1)透視型
3  コンポジション(2)シェーマ型
4  コンポジション(3)ピクチャレスク型
5  求心と遠心(1)2ショット
6  求心と遠心(2)シングル=ショット
7  フィールドのグランドデザイン
8  ミザンセヌ=ルール
9  フィールド=エスタブリッシング
10 エスタブリッシュ=カットのヴァリエイション
11 シチュエイション=エスタブリッシング
12 会話のシーン(1)会話の種類
13 会話のシーン(2)そのシネマトグラフィー
14 アクションシーン(1)アクションポイント
15 アクションシーン(2)マルチカヴァレッジ
16 カメラ=アクション(1)固定
17 カメラ=アクション(2)インサート
18 カメラ=アクション(3)オペレイション
19 シネマトグラフィー

8.ドラマツルギー
1  テーマを立てる
2  エピソードを考える
3  クライマックスを決める
4  デッドセンターを組む
5  プレマイズを起こす
6  エントランスを開く
7  ミュトスの構築
8  エロキューションへの抜粋と整列
9  ストーリー=アナリュシス
10 タッチング
11 エンディング=ツィストとフォアノーティス=ヒント
12 構成のための微調整

補講:フォーマット
・フィルム=フォーマット
・FPSフォーマット
・アスペクト=フォーマット
・電気的フォーマット
・サウンドトラック
・カメラとレンズ
・照明機材とセッティング
・露出と露光計
・録音とBGM