映像プロフェッショナル入門

映画・テレビ現場のクリエーターのために

安藤紘平=著
発売日
2004年2月
本体価格
2,000円+税
判型
A5判・並製
頁数
172頁
ISBN
978-4-8459-0457-0
Cコード
C0074
刷数
6刷
備考
品切

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著者が映画・テレビ・CMなどの現場で培った、30年以上にわたる創造的な表現方法の集積の書。これから映画を作っていく学生、社会人など、映画やテレビ業界を目指す人のために書かれた一冊。現場から生まれた映像制作のポイントを解説。

目次

【1】人はどのように映像を感じるか
●人間の知覚
●光と色
●負の色/三原色以外の色
●映像知覚における生理と心理 —-
錯視/眼球運動/仮現運動/奥行き知覚/臨場感/順応とその他の視覚生理現象

【2】どのように映像を製作するか
●演出
●映像と言語
●シナリオ
●演技指導
●撮影(1)|サイズ、アングル、ショット —-
画面のアスペクト比/フレーミングとサイズ・アングル/レンズの焦点距離と遠近感
光のコントロール、レンズのフォーカス/被写界深度/フィルターの種類
●撮影(2)|カメラワーク —-
スローモーションとファーストモーション/イマジナリーラインの法則
カメラワークによるイマジナリーラインの横切り
被写体移動によるイマジナリーラインの変化
イマジナリーラインを超えての切り返し
●照明
●美術
●編集—-
トランジションの種類/なぜ編集するのか/つなぎの「型」
●サウンド—-
音の種類/音と画の編集処理
●特殊効果(VFX)—-
特殊メイク/着ぐるみ/ワイヤーアクション/グリーンスクリーン、ブルースクリーン
ミニチュア/パペッティング・テクニック/デジタル合成/デジタルアニメアート/モーフィング

【3】デジタルシネマとは
●デジタルシネマ/24p方式—-
24pとは/HD/24Pカメラについて/24pにおける音声収録/24pの上映と保存
●デジタルシネマのメリットと問題点—-
製作段階/流通、配信、上映/アーカイブ/デジタルシネマの将来