ファッションの〈いま〉を学ぶための101のアイデアを、シンプルなイラストとテキストで。創造力を刺激するエッセンスが満載！！

デザインコンセプトの立て方、デザイン画のコツ、生地や素材の選び方から、コーディネートやディスプレイ、マーケティングの考え方、そして、ファッションの本質、ファッションセンスを育む発想法まで──。
すべてのファッションに通じる、基礎の基礎、そしてアイデアのタネになるような、101のヒント集！！
ファッションを学ぶ学生から、アパレル業界で働く人たち、
またファッションに関心のあるすべての人へ。
■目で見て楽しく、ランダムに読んでも楽しい。おまけに実際に“使える”優れもの。
■豊富なイラスト＋短いセンテンスからなる101のヒントで、本質とエッセンスをわかりやすく伝える〈101のアイデア〉シリーズ、第２弾は「ファッション」です。本当に役立つ「ファッション」の「キモ」をコンパクトに伝授します。

私がプロのデザイナーとして経験を積んで実感したことがある。それは、目の前の顧客への意識と、人々がどんな服を着たいのか、あるいは着たくないのかを理解することの重要性である。これは決して創造性に反するものではなく、真の創造のはじまりなのだ。創造性とは、頭の中のものではなく、現実の世界に関わりをもつものなのである。
この本の主な目的は、技術的上達を促すものでも学生の創造力を刺激するものでもない（もちろん技術も創造力もともに望むものであるが）。そうではなく、この両者を、創造的にリンクさせる方法を示すことを目的としている。私が学生に提供したいのは、創造性への取り組みや現実的な問題を解決するための、ちょっとしたヒントや試金石（基準）、きっかけ（触媒）なのだ。
──著者まえがきより抜粋

プロフィール

［著］
アルフレッド・カブレラ（Alfredo Cabrera）
ファッションデザイナー、イラストレーター、講師。
パーソンズ美術大学、ニューヨーク州立ファッション工科大学（FIT）、プラット・インスティテュート、アルトス・デ・シャボン美術学校などでの指導や講義、審査員などをつとめてきた。ニューヨーク在住。
マシュー・フレデリック／Matthew Frederick
建築家、都市計画家。
専門学校や大学で教鞭をとる。著書に『建築デザイン 101のアイデア』（フィルムアート社）。本書ではイラスト、編集を担当。マサチューセッツ州ケンブリッジ在住。

［訳］
深町浩祥
ファッションプランナー。
ファッション企画会社を経て独立。
東京造形大学非常勤講師。
研究分野はメタ・ファッション。