映画を<自分のことば>で語るための シネマ頭脳

ロバート・グラッツァー=著
吉田俊太郎=訳
発売日
2002年12月
本体価格
1,800円+税
判型
四六判・並製
頁数
272頁
ISBN
978-4-8459-0241-5
Cコード
C0074
備考
品切

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映画の感動を自分のことばで説得力をもって語れるようになるための、実践映画批評講義。「シネマ頭脳」を鍛えれば、ただの暇つぶしの娯楽ではなく、より魅力的な芸術として映画を鑑賞することができる。鑑定眼を磨いて、評論/批評力を鍛える一冊。

目次

プロローグ

1 映画クリティックたちの頭の中――批評家の頭脳
2 いわゆる「演技」と「映画の演技」の違い――俳優の頭脳
3 カメラの位置を決める――監督の頭脳
4 スタイルとはなんぞや――芸術家の頭脳
5 映画を観て泣くのはなぜか?――感涙する頭脳
6 バスター・キートンから学べるもの――笑いの頭脳
7 『ザ・コミットメンツ』がミュージカル史上二番目に優れた映画な理由――歌と踊りの頭脳
8 外国映画が優れてみえるのは、言葉が違うせい?――世界のシネマ頭脳
9 あまり注目されないアカデミー賞のカテゴリーを紹介しよう――技術者たちの頭脳
10 クレジットの見方――映画は巨大な思惑の集合である
11 グレートな映画ってなんだ?――史上最強のシネマ頭脳
12 死ぬまでに観ておかなければ絶対に損をする映画のリスト――脳内ニューロンを刺激する

エピローグ:10分で映画通になる方法
日本語版解題の反撃
シネマ頭脳