現代教育とアートの関係について研究している著者が、アメリカ東海岸で起き、全米で大きな話題となったティーンエージャーたちの3つの芸術的・教育的なプロジェクトを紹介。21世紀の子供たちの「アート革命」。
目次
1 ポジショニング
非客観的に芸術活動をとらえる
プリコラージュ 多様な意見を聞き入れる
根茎(リゾーム)
2 マム・ロリンズ&K.O.S.
「だれでも歓迎」
ティム・ロリンズ&K.O.S.との会話
一九九三年四月二十三日、「芸術と知識のワークショップ」にて
3 セディ・ベニング
人生そんなにうまくいくもんじゃないわよね
発言集
作品ノート:新しい年
リヴィング・インサイド
私とルビーフルーツ
もしどんな女の子も日記をつけていたら
ジョリーズ
ラヴリィと呼ばれる所
それは愛じゃない
4 シューティング・バック
自分の苦境を写真に撮ること
セイヴォン(十歳)、サブリナ(十歳)、タメカ(九歳)、マイケル(十四歳)へのインタヴュー
カーステン、アンジー、ウィリアムとの撮影に出かけて
マリー・モールとの対話
社会変革の手段としてのアート
「デイオンとその仲間たち」との対話
ジム・ババートとの対話
5 断章