ブリティッシュ・シネマの鬼才デレク・ジャーマンの世界──ストーンズらのロックを聞いた思春期、元英国空軍士官の父との対立、同性愛的セクシャリティへの目覚めとエイズ感染のショック。本書は映画作りを通してデレクが肉声で語るスリリングな自画像である。