「小説家とプロデューサーがドラマについて語らう夜会」
柚木麻子さん×佐野亜裕美さん
『柚木麻子のドラマななめ読み!』刊行記念トークイベント
稀代のドラマ好き作家・柚木麻子さんが、時代を彩ってきた作品のエッセンスを縦横無尽に語り尽くした『柚木麻子のドラマななめ読み!』が10月26日に発売されました。
国内ドラマの軌跡や、女性像の変遷、日本社会の変化(と変わらなさ)などを柚木さん独自の視点で描き、早くも重版された本書の刊行を記念して、テレビプロデューサー・佐野亜裕美さんをゲストに迎え、一夜限りのトークイベントを開催します!
『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』『エルピス—希望、あるいは災い—』など話題作を何本も手がけている佐野さん。大のドラマファンである柚木さんも佐野さんの作品に注目するひとりであり、本書のなかで佐野さんの手がけた作品に何度も言及しています。
親交はあるものの、公の場で対談するのは初めてというおふたりに、本書を入口にして、国内ドラマの魅力や現状について存分に語り合っていただきます。大のドラマ好きという共通点と、小説家とプロデューサーという立場の違いをもつおふたりだからこそ生まれる会話をぜひお楽しみください。
書店でのイベントは初めてという佐野さん。この貴重なイベントを、どうかお見逃しなく!
開催日時:2025年1月9日(木)19:00~20:30
登壇者:柚木麻子さん×佐野亜裕美さん
販売開始:2024年12月15日 12:00
販売終了:2025年1月17日 12:00
※「会場参加チケット」は2025年1月9日18:30までの販売となります。
アーカイブ配信期間:
2025年1月10日15時00分~2025年1月17日23時59分
※アーカイブ配信はイベント開催日の翌日15時からご視聴可能となります。
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【プロフィール】
柚木麻子
1981年、東京生まれ。
2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2010年、同作を含む『終点のあの子』を刊行。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。ほか著書に『私にふさわしいホテル』『BUTTER』『らんたん』『マリはすてきじゃない魔女』(絵・坂口友佳子)『あいにくあんたのためじゃない』などがある。2022年に初のエッセイ集『とりあえずお湯わかせ』を刊行。同年、作家の山内マリコとともに「原作者として、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。」と題した声明を発表する。2024年、イギリスの大手書店チェーン・ウォーターストーンズによる「今年の1冊」に『BUTTER』の翻訳書が選出された。
佐野亜裕美
1982年、静岡生まれ。
2006年、TBSテレビに入社。2011年、スペシャルドラマ『20年後の君へ』でプロデューサーデビューし、その後『ウロボロス~この愛こそ、正義。』『99.9-刑事専門弁護士-』(シーズン1)『カルテット』『この世界の片隅に』などをプロデュースする。2020年、関西テレビに移籍し『大豆田とわ子と三人の元夫』『エルピス—希望、あるいは災い—』『17才の帝国』(業務委託)などを手がける。2018年にエランドール賞プロデューサー賞、2022年に大山勝美賞、2023年に芸術選奨文部科学大臣新人賞(放送部門)を受賞。