2019
7.3
Wed.
イベント:
コンピュータ・サイエンスやネット・テクノロジー、スマートフォンなどによって、現代社会は大きな変化にさらされています。誰もが日常的に写真を撮影し、発信する世界で、いかに一枚の写真がアートとしての価値を生成していくのか。写真そのもののメディアとしての起源を問い、写真の概念の再定義を試みるとともに、現代アートとして、新しく写真の可能性を問う『現代写真アート原論』の刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。
◆出演
後藤繁雄(編集者、クリエイティブディレクター、アートプロデューサー)
港千尋(写真家、映像人類学者)
深川雅文(キュレーター、クリティック)
◆時間
7月12日(金) 15:30 – 17:45 (受付開始 15:15) 入場無料(入退場自由)
◆場所
東京都現代美術館(東京都江東区三好4 -1- 1)
東京アートブックフェア会場 Event Space (B2F)
イベントの詳細とご予約はこちらから!
https://tokyoartbookfair.com/events/15688/
編集者・クリエイティブディレクター、アートプロデューサー、京都造形芸術大学教授。1954年大阪府生まれ。坂本龍一、細野晴臣、篠山紀信、荒木経惟、蜷川実花、名和晃平らのアーティストブック、写真集を編集。展覧会のキュレイション、若手アーティストの発掘・育成・サポート、アートスタッフの育成などにも力を入れ、幅広く活躍している。
写真家、映像人類学者。多摩美術大学教授。1960年神奈川県生まれ。南米滞在後、パリを拠点に写真家として活躍。1995年より多摩美術大学美術学部で教鞭をとり、現在は同大学情報デザイン学科教授。2006年〈市民の色〉で伊奈信男賞受賞。2007年第52回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展における日本館の展示企画コミッショナーをつとめる。
キュレーター/クリティック。1958年佐賀県生まれ。川崎市市民ミュージアム学芸員として、写真、デザイン、現代美術に関する展覧会の企画に携わる。代表的展覧会「バウハウス 芸術教育の革命と実験」(1994)、「遠近 ベッヒャーの地平」(1997)「生きるアート 折元立身」展(2016)など。現在、フリーのキュレーター/クリティックとして活動。