2023

1.13

Fri.

イベント:

『崇高のリミナリティ』刊行記念 星野太×宮﨑裕助トークイベント



『崇高のリミナリティ』(フィルムアート社)刊行記念
星野太×宮﨑裕助トークイベント

「現代の崇高をめぐって」

美学の一大テーマである「崇高」をめぐる対談集『崇高のリミナリティ』を上梓した星野太さん。
本書は、星野さんの2017年の著書『崇高の修辞学』刊行後から継続して実践された思索と対話をまとめ、さらに「崇高」をめぐる概説的な序論とブックガイドで補完した、崇高論の新たな入口となる一冊です。

本書の刊行を記念して、著者である星野さんと、同時期にジャック・デリダの『メモワール──ポール・ド・マンのために』を訳出されたばかりの宮﨑裕助さんをゲストにお招きし、トークイベントをおこないます。
『崇高のリミナリティ』を出発点としながら、ド・マンなどの美学をふくめ、そこから照らされるさまざまな事象や現代の崇高について検討し、「崇高」がいかに今日的な意義を担いうるのかを考えていきたいと思います。また、お二人の最近の関心事などについてもお話は及ぶことでしょう。

学生の頃から旧知の仲で研究分野も重なり合うお二人ですが、意外にも公の場での1対1のトークでは初の顔合わせとなります。息の合ったお二人ならではの、必見の「崇高をめぐる対話」、ぜひご来場ください。

【プロフィール】
星野 太(ほしの・ふとし)
1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻は美学、表象文化論。主な著書に、『崇高の修辞学』(月曜社、2017年)、『美学のプラクティス』(水声社、2021年)。主な訳書に、ジャン゠フランソワ・リオタール『崇高の分析論──カント『判断力批判』についての講義録』(法政大学出版局、2020年)などがある。

宮﨑 裕助(みやざき・ゆうすけ)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、専修大学文学部教授。専攻は哲学・美学・現代思想。主な著書に、『ジャック・デリダ──死後の生を与える』(岩波書店、2020年、第12回表象文化論学会賞受賞)、『判断と崇高──カント美学のポリティクス』(知泉書館、2009年)ほか。主な共訳書に、ジャック・デリダ『メモワール──ポール・ド・マンのために』(水声社、2022年)などがある。

--------------------------------------------------------------
詳細&お申込みはこちら
--------------------------------------------------------------

【イベント情報】
会期 2023年2月10日(金)
時間 19:00~20:30(15分前より入場/接続可能です)
場所 代官山 蔦屋書店/Zoomウェビナー機能を使用したオンラインライブ配信
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力 フィルムアート社
問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

動く出版社 フィルムアート社
logo_footer
株式会社 フィルムアート社
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-20-6 第21荒井ビル │
tel: 03-5725-2001
fax: 03-5725-2626
e-mail: info@filmart.co.jp
Copyright©2023 Film Art, Inc. All Rights Reserved.