タッチで味わう映画の見方

ムーヴィー・リテラシー

石原陽一郎=著
発売日
2005年7月
本体価格
1,600円+税
判型
A5判・並製
頁数
208頁
ISBN
978-4-8459-0577-5
Cコード
C0074
備考
品切

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映画の深みは画質にあり! 固定された〈意味〉にとらわれず、画面の感触・質感から観客自身が読み取る、新しい自由な鑑賞法。

あなたの見方は間違っている?
タッチで見るとは、「物語とかメッセージという抽象的なものではなく、あくまでも映画の物質的な地肌に目と耳を凝らす」ことであるといえます。感触、質感、作風。新しい自由なヴィジュアル鑑賞!

目次

1 (映画とは)何ですか?
1 (モーション)と共に呼吸する
2 (質感)を味わう
3 (風景)(背景)に注目!
4 (余白)を読む
5 (感情)はどこに表れるか
6 (見えないもの)を見る
7 (名演技)とは?
8 (撮る)(覗く):ピーピング
9 (鏡)という装置
2 (映画文体)で見え方が変わる!
1 (光と影)が生まれる
2 (フレーミング)(パン)(ドリー)
3 (アングル)で見る
4 (モンタージュ)(長回し)
5 (編集)とは
6 (サウンド)の役割
7 (異化)の効果とは?
8 (反復)する
3 (映画スタイル)はこんなに多彩!
1 (ノワール)な
2 (シュール)な
3 (SM)(フェチ)
4 (表現主義的)な
5 (バロック)(マ二エリスム)など
6 (分身)(シンボル)
7 (アブジェクシオン)
8 (リメイク)する
9 (クリティック)の役割
4 (映画史)も知っておきましょう!
1 (初期映画)
2 (ハリウッド黄金期)
3 (アヴァンギャルド映画)
4 (ネオレアリズモ)
5 (ポーランド派)
6 (イギリス・フリーシネマ)
7 (ヌ-ヴェルヴァーグ)
8 (シネマ・ノーヴォ)
9 (アメリカン・ニューシネマ)
10(ニュージャーマン・シネマ)
11(ニューヨーク・インディーズ)
12(ペレストロイカ以降)
13(中国語圏映画)
14(イラン・ニューウェーヴ)
15(ニュー・ハリウッド・システム)
16(ニュー・コリアン・ムーヴィー)
●タッチで味わう映画作家19
1 ヒッチコック
2 ホークス
3 フェリーニ
4 トリュフォー
5 ゴダール
6 スコセッシ
7 リンチ
8 カウリスマキ
9 北野
10 ホウ・シャオシェン
11 アルモドバル
12 トリアー
13 タランティーノ
14 アンダーソン
15 オゾン
16 黒沢清
17 パク・チャヌク
18 是枝
19 コリン
●これだけは知っておきたい映画用語解説