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素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック

シド・フィールドの脚本術2

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世界中で一番読まれている脚本術、待望の翻訳第二弾!
あなたのアイデアを傑作に変えるプロセスのすべてを指南

刊行後、反響を集め続ける『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』に第二弾が登場。今回はシド・フィールドが世界各地で行なったワークショップをベースに作った、より実践向きの内容です。
本書では、脚本を書くまでの準備、そして実際の執筆にあたってのポイントを、順を追って丁寧に伝授。各章を読み、章末の練習問題に取り組めば、読み終わる頃には一本の脚本が仕上がります。どんな映像のストーリーテリングにも応用可能な考え方が身に付くばかりか、映画鑑賞に対しても新しい視野をひらく一冊です。

■推薦文
言葉で考える人間が、絵で伝えるものが映画だ。
言葉と映像との葛藤が劇を生み、脚本術こそが映画の核となる。
面白く、劇的な一冊だ。
──大林宣彦(映画作家)
脚本は映画の地図、作戦計画書、そして魂。
──犬童一心(映画監督)

PROFILE

[著者] シド・フィールド(SYD FIELD)
国際的評価を得る脚本家。ジャン・ルノワール、サム・ペキンパーらに師事。プロデューサー、教師、ベストセラー作家。本書は22ヵ国語に翻訳され、全米 400以上の学校でテキストとして使用。彼の関係した映画は『ゴッドファーザー』『アリスの恋』『アメリカン・グラフィティ』など。門下生には、ジェームズ・キャメロン、テッド・タリー、キュアロン兄弟など、ハリウッドを代表する錚々たる映画人が名を連ねる。20世紀フォックス、ディズニー・スタジオ、ユニヴァーサル・ピクチャーズ、トリスター・ピクチャーズほかの脚本コンサルタントを歴任。全米脚本家協会で初の名誉の殿堂入りを果たした。ビバリーヒルズ(カリフォルニア)在住。
[監修者]
安藤 紘平(あんどう・こうへい)

映画監督・早稲田大学教授。
繊細で独創的な表現力で知られる映像作家。ハイビジョンを使っての作品制作では世界的な先駆者。ハワイ国際映画祭銀賞、モントルー国際映画祭グランプリなど数多く受賞。パリ、ニューヨーク、LA、東京、などの美術館に作品収蔵。2001年、2005年パリにて安藤紘平回顧展開催。日本映画監督協会国際委員。
加藤正人(かとう・まさと)
脚本家・東北芸術工科大学映像学科教授・早稲田大学大学院客員教授。
人の想いの細やかな描写に定評がある脚本家。1999年『水の中の八月』モンス国際映画祭最優秀脚本賞、2001年『女学生の友』第4回菊島隆三賞、2007年『雪に願うこと』毎日映画コンクール最優秀脚本賞、2009年『クライマーズ・ハイ』日本アカデミー賞優秀脚本賞、2011年『孤高のメス』日本アカデミー賞優秀脚本賞、ほか。
小林 美也子(こばやし・みやこ)
早稲田大学客員研究員・ゲスト講師、(株)LEC講師。
立命館大学法学部在学中にN.Y.へダンス留学、ショービジネスの世界にハマる。帰国後一転して、資格試験予備校で、企業法務・自治体法務研修、就職試験講座ほかを担当する人気講師に。オリジナル漫画を利用した法律書が評判。日中合作映画『禅武合一 少林功夫』ほかプロデュース。
[訳者]菊池 淳子 (きくち・じゅんこ)
翻訳家。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、同大学教育学研究科英語教育専攻修士課程修了。カナダ・トロント大学大学院演劇科卒業。訳書に『クローネンバーグ・オン・クローネンバーグ』、『森の中からジャズが聞こえる』、『デイヴィッド・リンチ』(共訳)、『アカデミー賞を穫る脚本術』、『ヒップホップはアメリカを変えたか?』、『ラッセル・シモンズの成功哲学』、『SAVE THE CATの法則』(以上、フィルムアート社)ほか。

目次

イントロダクション
■第1章 すべては白紙から始まる
何を書くかを知るのが難しい/あなたはどんなストーリーを書きたいか?
脚本にはストーリーラインが存在する/迷ったら何もするな
何についての、誰についてのストーリーか/ドラマとしてのリアリティ
具体化することでテーマは明確になる/テーマの設定は執筆の出発点である
練習問題
■第2章 脚本の構成とは何か?
構成がストーリーという全体を作る/映像で語ることが脚本の本質である
構成はストーリーを収める空間である/映像の語りを変えた三本の作品
キイ・インシデントをめぐって物語は展開する
ストーリーは構成によって成立する/もし構成がうまくいかなかったら?
練習問題
■第3章 パラダイムを知る
パラダイムとは何か?/ストーリーには発端・中盤・結末がある
第一幕では状況設定をしよう/ストーリーを転換させる
第二幕では葛藤を表現しよう
プロットポイントⅡがさらにストーリーを前進させる
第三幕は解決である
練習問題
■第4章 四ページであらすじを書く
四ページであらすじを書いてみる/「いったいどういう話なんだい?」
あらすじはなぜ四ページか?/第一幕――再現と要約
第二幕――障害を整理する/第三幕からラストへ
四ページのうちわけ/あらすじはスタート地点にすぎない
練習問題
■第5章 魅力的なキャラクターを作る
アクションこそがキャラクターを形成する
「タイプ」になるような登場人物を作ろう
魅力的なキャラクターを作る要素 ①ドラマ上の欲求/②ものの見方/③態度/④変化
練習問題
■第6章 人物に奥行きを与える
登場人物を深く掘り下げる/登場人物の年表を作ろう
年表は登場人物を理解するヒントになる
キャラクターの暮らしを三つの側面から考察しよう
人物の幅を広げる ①実地のリサーチ/②資料によるリサーチ
会話は何のためにあるのか?/会話の二つの役割
練習問題
■第7章 葛藤とCircle of Being
ドラマはすべて葛藤である/葛藤こそがストーリーの奥行きを生む
CBをきっかけに人物像を膨らませよう/映画作品に見るCBの力
練習問題
■第8章 時間と記憶
優れたストーリーは心に突き刺さる/新しい切り口を模索する作品たち
脚本術の革命/『ボーン・スプレマシー』こそ新しい脚本である
ポール・ギルロイが語るボーン・シリーズ
『ボーン・スプレマシー』で直面した難題
ギルロイは難題をどうやって解決したか?
「俺は誰なんだ?」/フラッシュバックは「現在」の表現である
フラッシュバックの効果的な使い方
練習問題
■第9章 第一幕を構成する
第一幕は物語の状況を設定する/何を見せるかを明確にしよう
第一幕の構成の仕方/『サイドウェイ』のオープニングをカードで書く
ファーストシーンの直前、主人公には何があったか?
バックストーリーが生むドラマの緊張感
練習問題
■第10章 最初の10ページ
私が脚本に求めるもの/読者のハートをつかむ、最初の10ページ
オープニングで消える冥王星/遅く入って早く出ろ
心をつかむオープニング――『ロードオブ・ザ・リング』
冒頭の10ページは練りに練るべし
練習問題
■第11章 次の10ページ、その次の10ページ
次の10ページでは主人公に焦点を当てよう
二番目の10ページには注意せよ
三番目の10ページの鍵は、プロットポイントである
模範的な第一幕――『普通の人々』
練習問題
■第12章 ミッドポイントを探す
葛藤こそが第二章を前に進める/主人公のドラマ上の欲求を明確にせよ
中心的な出来事にストーリーをぶら下げる/ミッドポイント
ミッドポイントが第二幕の前半と後半をつなぐ
ミッドポイントによって主人公は多面的に描かれる
練習問題
■第13章 前半と後半
「これがミッドポイントですか?」
ミッドポイントはストーリーを組み立てる/悩んだら、書け
ストーリーの時間枠/「ピンチ」がストーリーの脱線を防ぐ
第二幕の全体を構成しよう
練習問題
■第14章 第二幕を書く
葛藤はドラマの基本である/書くことは、書き直すこと
第二幕のオープニングを考えよう/不安への対処法
優れた転換はそれを感じさせない/転換はどんな手法でもかまわない
構成は柔軟なものである/窓ガラスにぶつかってはいないか?
練習問題
■第15章 「解決」を描く
あなたのストーリーの結末は?/とにかく書き続けよう
『シンデレラマン』は結末の見せ方が優れている
ラストは高いところを目指せ/「人間とは何か」をえぐる 
第三幕のアクションシーン/あなたはついにやり遂げた!  
練習問題
■第16章 推敲を重ねる
脚本は日々変化する/自分の脚本を客観的な目で読み直そう
次は三つのレポートを書こう/ストーリーを意識して第一幕を書き直そう
第二幕と第三幕をリライトする/カットして、カットして、カットせよ
完璧な脚本など存在しない
練習問題
■第17章 読むに値する脚本とは?
優れた脚本とは何なのか?/脚本の評価
本当に書きたいのなら、書いてみなさい
練習問題
■監修者あとがき
■映画題名索引

素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック
シド・フィールドの脚本術2

シド・フィールド 著/安藤紘平+加藤正人+小林美也子 監修/菊池淳子 訳

  • A5判
    288頁
    定価 2,300円+税
    ISBN 978-4-8459-1177-6

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