
早死にしないための解剖学入門
アリス・ロバーツ=著、田沢恭子=訳
A5判|272頁|ISBN 978-4-8459-1590-3|定価:2,800円+税
体のことをもっとよく知れば、もっとシンプルな方法で健康になれる
BBCの人気サイエンス・ナビゲーターが切り開く“臓器の教養”
様々なメディアで取り上げられています!
ーーーーーーーーー
★月刊『医道の日本』2016年6月号にて紹介されました!
★読売新聞 日曜版(5/8)にて書評が掲載されました!(評者:柴田文隆さま)
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20160502-OYT8T50023.html
★JDNにて紹介されました!
http://www.japandesign.ne.jp/books/2016/04/13896/
ーーーーーーーーー
本書は、数々のテレビ番組などで活躍する美人医師・解剖学者であるアリス博士が、器官ごとに“早死にしない”身体の作り方を教える一冊となっています。
各章はそれぞれ各器官に割り当てられており、そのものの機能と、起こりがちなトラブルのいくつかに目を向けていきます。特に、生活習慣や食事の改善によって快方に向かうような病気に焦点を当てています。
章末では、公式のガイドラインや最新の研究にもとづいて、その章で扱った器官に関連する生活習慣や、食生活への重要なアドバイスをいくつか挙げていきます。
体をなるべく健康に保つ方法について、余分なお金を使うことなく、現実的で実行可能なアプローチを提案する本書は、自分の体の働く仕組みを理解し、ケアする方法を知る助けとなるはずです。
豊富な事例と科学的根拠。
あたらしいカラダの教科書です。
一家に一冊おススメします!
――石川善樹(予防医学研究者・医学博士)
人生というトラックを走るのは一回限りですが、皆さんが本書の内容をきちんと理解すれば、途中で倒れることはずっと少なくなるでしょう。
――フィル・ハモンド博士〈「はしがき」より〉
はしがき
はじめに
1.肺
2.心臓
3.胃腸
4.肝臓
5.膵臓
6.腎臓と膀胱
7.生殖器
8.脳
9.眼
10.皮膚
11.全身
あとがき:補完代替医療の薬
アリス・ロバーツ(Alice Roberts)
1973年英国生まれ、医師。1999年からブリストル大学で解剖学の講師を務める。2012年よりバーミンガム大学教授。古生物病理学での博士号を持つ。解剖学から見た進化を研究対象とし、人類の体がどうやって今のようになったかの研究を行っている。大学外での一般に向けた科学啓蒙にも深くかかわり、学校や地域での講演や、科学フェスティバルへの協力を数多く行ってきた。テレビの科学番組にも多く出演し、英国チャンネル4の「Time Team」に骨の専門家として登場したほか、BBC2の人気シリーズ「Coast」にも出演。編著に『人類の進化大図鑑』(河出書房新社)、著書に『人類20万年 遙かなる旅路』(文芸春秋)がある。
田沢恭子(たざわ・きょうこ)
1970年生まれ。翻訳家。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了。訳書に『フラクタリスト』『なぜデータ主義は失敗するのか?』『ダーウィンの覗き穴』(以上、早川書房)、『賢く決めるリスク思考』(インターシフト)、『バッテリーウォーズ』(日経BP社)ほか多数。