70年代アメリカン・シネマ103

もっともエキサイティングだった13年

筈見有弘/フィルムアート社編集部/HOP企画=編
発売日
1980年2月
本体価格
1,800円+税
判型
菊判・並製
頁数
352頁
ISBN
978-4-8459-8030-7
Cコード
C0074
刷数
14刷
備考
品切

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『俺たちに明日はない』から『地獄の黙示録』まで、70年代の同時代映画を熱いメッセージとして捉え、その代表作103本をピック・アップ。エキサイティングな〈ニューシネマ〉の鼓動を伝えて、“70年代精神史”を定着させる好評シリーズ第1弾。

目次

1967――俺たちに明日はない/卒業
1968――猿の惑星/2001年宇宙の旅/泳ぐひと/ローズマリーの赤ちゃん/ブリット/フィクサー
1969――真夜中のカーボーイ/ワイルドバンチ/イージー・ライダー/明日に向って撃て!/ひとりぼっちの青春
1970――パットン大戦車軍団/大空港/ウッドストック/M★A★S★H/いちご白書/ファイブ・イージー・ピーセス/エルビス・オン・ステージ/ある愛の詩/真夜中のパーティー
1971――バニシングポイント/おもいでの夏/愛の狩人/黒いジャガー/ジョニーは戦場へ行った/さすらいのカウボーイ/フレンチ・コネクション/ラスト・ショー/屋根の上のバイオリン弾き/時計じかけのオレンジ/ダーティハリー
1972――ホット・ロック/キャバレー/ゴッドファーザー/男の出発/ディープ・スロート/脱出/大いなる勇者/ロイ・ビーン/探偵・スルース/ポセイドン・アドベンチャー/激突!
1973――ロング・グッドバイ/スケアクロウ/ペーパー・ムーン/アメリカン・グラフィティ/ジーザス・クライスト・スパ一スター/燃えよドラゴン/追憶/エクソシスト/スティング
1974――続・激突!カージャック/カンバセーション…盗聴/ザッツ・エンタテインメント/チャイナタウン/ハリーとトント/ファントム・オブ・パラダイス/サブウェイ・パニック/悪魔のいけにえ/フロント・ページ/タワーリング・インフェルノ/ヤング・フランケンシュタイン/ロンゲスト・ヤード
1975――アリスの恋/JAWS・ジョーズ/ナッシュビル/狼たちの午後/カッコーの巣の上で/バリーリンドン/1976――グリニッチ・ビレッジの青春/タクシー・ドライバー/ファミリー・プロット/大統領の陰謀/がんばれ!ベアーズ/オーメン/愛のメモリー/キャリー/ネットワーク/ロッキー
1977――アニー・ホール/スター・ウォーズ/ジュリア/未知との遭遇/愛と喝采の日々/グッバイガール/サタデー・ナイト・フィーバー
1978――帰郷/ラスト・ワルツ/ミッドナイト・エクスプレス/ビッグ・ウエンズデー/天国から来たチャンピオン/アニマル・ハウス/ウイズ/ディア・ハンター/スーパーマン
1979――ウォリアーズ/チャイナ・シンドローム/マンハッタン/エイリアン/地獄の黙示録/1941

レポート――堤夏彦一「見えきる70年代」
解読――筈見有弘「70年代アメリカン・シネマとはなんだったか」