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映画伝説 ジャン=ピエール・メルヴィル

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“ヌーヴェル・ヴァーグの先駆者” ”自主製作で映画の新たな可能性を切り開いた最初の映画作家” メルヴィルの軌跡がここに蘇る!

『海の沈黙』『サムライ』『影の軍隊』『仁義』……クールでストイックなその作風でタランティーノ、ジャームッシュ、ジョニー・トー、北野武ら個性的な映画作家に影響を与え続けるJ=P・メルヴィル。これまでの彼を巡る言説と作品そして時代背景を読み込んだ"映画クリエイター"メルヴィルの全体像!
回顧上映が各地で行なわれます!!
■2009年11月より東京日仏学院にて、メルヴィルの創造の秘密に迫るドキュメンタリー『コードネームはメルヴィル』(オリヴィエ・ボレール監督)、さらに日本初上映3本を含む13作品を上映
■同じく11月より第10回東京フィルメックスにて、特集上映が決定
■2010年2月より岩波ホールにて、長編デビュー作『海の沈黙』が『抵抗』(ブレッソン)と連続上映

「(セルジオ・)レオーネが西部劇で成し遂げたことを、
 メルヴィルは犯罪映画で成し遂げた」
ーークエンティン・タランティーノ
「メルヴィルは香港のアクション映画に多大なる影響を与えている。
 現代的なヒーローたち、ロマンチズム、そしてそのスタイル、
 メルヴィル映画の革新的な部分が香港映画に溶け込んでいる」
ーージョニー・トー

CONTENTS

1ーージャン=ピエール・メルヴィルが生きた時代
2ーー小説の忠実な映画化とは何か
  『海の沈黙』
  『恐るべき子供たち』
3ーーヌーヴェル・ヴァーグ前夜
  『この手紙を読むときは』
  『賭博師ボブ』
  『マンハッタンの二人の男』
4ーー知られざる文芸映画
  『モラン神父』
  『フェルショー家の長男』
5ーーフィルム・ノワールーー男たちの絆
  『いぬ』
  『ギャング』
6ーー対独レジスタンスの神話と現実
  『影の軍隊』
7ーーアラン・ドロン三部作
  『サムライ』
  『仁義』
  『リスボン特急』
8ーー自主独立の映画作家ーーいまなぜ、メルヴィルか

PROFILE

著者:古山敏幸 ふるやま・としゆき
1954年、神戸市生まれ。同志社大学文学部卒業。
1981年、オリジナル脚本「雷鳴のきざし」で新人脚本家を対象にした城戸賞を受賞。
著書に『黒澤明の作劇術』(フィルムアート社刊)がある。

ジャン=ピエール・メルヴィル(Jean Pierre Melville)
1917年10月20日、パリに生まれる。幼少の頃から映画に興味を持ち、特にアメリカ映画を好んで見たという。第二次世界大戦中にはレジスタンス活動に加わる。戦後、自ら製作会社を立ち上げ、46年、初の短編映画『ある道化師の24時間』を監督。翌47年、長編デビュー作『海の沈黙』を当時の映画業界と一切関わらない形で自主製作。同作品は批評家に絶賛されるとともに興行的にも大きな成功をおさめた。その後、遺作となった『リスボン特急』(72)に至るまで計13本の長編劇映画を監督。とりわけ、『いぬ』(62)、『ギャング』(66)、『サムライ』(67)、『仁義』(70)などに代表される犯罪映画の巨匠として知られ、また『モラン神父』(61)、『影の軍隊』(69)のようにレジスタンス活動を扱った作品も発表した。生涯インディペンデントな製作体制を貫き、パリのジェンネル通りに自ら設立した撮影所で多くの作品を撮った。ロケーション撮影を多用したそのスタイルは、ヌーヴェル・ヴァーグの映画作家たちに大きな影響を与え、ジャン=リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』(59)では俳優として出演を請われた。 1973年8月2日、死去。

映画伝説 ジャン=ピエール・メルヴィル

古山敏幸 著

  • 四六判
    240ページ
    1,800円+税
    ISBN 978-4-8459-0940-7

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