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映像作家サバイバル入門

自分で作る/広める/回収するために

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もう「なんとなく」作っているだけでは食べていけない。「誰か」に届けてこそ、あなたの作品は「完成」する!

自主制作DVD『DV』の制作過程から、流通や販促のハウツー、決算報告、そして震災後の東京を映した『トーキョードリフター』につながる想いまでを大公開。
いま、インディペンデントについて感じる憤りと可能性のすべてを松江哲明が赤裸々に書き下ろす。これからは、「作り方」だけではなく、具体的な「伝え方」まで考えないと生き延びられない!「自主的に」行動をするすべての人、必読の1冊です。
■松江哲明監督最新作『トーキョードリフター』
 12月10日よりユーロスペースほか全国順次公開!

 もう、「なんとなく」で作っている場合じゃないと思う。映画に限らず、漠然と言われたことだけをして生きていける時代ではないことに、そろそろ皆、気付いているはずだ。「これから」のために、『DV』の制作過程、そして売り上げを回収した道のりを振り返り、反省も含めつつ、オープンにしてみよう。確信はないけれど、間違っていないはずだ。たぶん。
──(本文より)

CONTENTS

「インディペンデント映画でサバイブしていくための10ヶ条」
序章  イントロダクション ──今、映画の〈伝え方〉を考える理由
 映画を撮ること=スクリーンで上映すること?
 もう「なんとなく」では食べていけない
第1章 自分で〈作る〉 ──僕はなぜ『DV』を作ったのか?
 「主観」で世界の「普遍」を切り取る
 「セルフドキュメンタリー」で生き残る方法
 「ほんとう」のことを映すために
 『DV』 =ドメスティック・バイオレンス?
 自分の「客層」を意識する
 僕は表情しか撮れない
 「魔法」のノンリニアとリニアの「意味」
 編集作業、速さの秘密
○対談1 音楽業界に学ぶ ──「呼吸するように歌を歌い、広めたい」
    曽我部恵一(インディーズレーベルROSE RECORDS主宰)×松江哲明  
第2章 自分で〈広める〉(1) ──流通/デザイン/仲間たち
 「映画配給」と「音楽流通」の違い
 一般の流通を「通さない」という選択肢
 映画を所有するということ
 デザインはプレミア感と事件性
 ドキュメンタリーとアニメーションの蜜月
 〝音の魔術師〟による「見えない」演出
○対談2 Tシャツ業界に学ぶ ──「誰にも負けない『思い入れ』で生き延びる」
    MUNE(ハードコアチョコレート代表・デザイナー)×松江哲明  
第3章 自分で〈広める〉(2) ──付加価値を高めるプロセス
 「楽」で「安い」宣伝活動
 VHSのメリット/アナログのノイズ
 見込み違いの前哨戦
 特典は買う人の目線で
 人生のヘビロテ、大江千里さんの解説文に狂喜
 デザイン案に仰天
○対談3 先輩監督に学ぶ ──「システムを超えたネットワークを作る」
    山本政志(映画監督)×松江哲明  
第4章 自分で〈回収する〉 ──誰かに手渡してこそ、「商品」になる
 プレス費に驚き、プレス枚数に悩む
 バーコードでまさかの失敗
 「本気の締め切り」って何だ?
 「プライスレス問題」を考える
 「底」と向き合う覚悟で
 ついに納品
 「場」と「空気」を作ること
 定価で売るための「DV Fes」
 決算報告/次なる課題
終章 そしてまた、〈作る〉 ──震災後、東京で 『トーキョードリフター』
 被災地・東京と向かい合うために
 ハッキリとした「灰色」で
【巻末付録】
■ 『DV』制作費明細
■ 『DV』売り上げ明細
■ 『DV』略年譜
■ 松江哲明セレクト:映画の「伝え方」をさらに学ぶためのブックリスト

PROFILE

■著者■
松江哲明(まつえ・てつあき)

1977年東京都出身。1999年、日本映画学校(現・日本映画大学)卒業制作として作った『あんにょんキムチ』が一般公開され、山形国際ドキュメンタリー映画際アジア千波万波特別賞、平成12年度文化庁優秀映画賞などを受賞。2009年の『あんにょん由美香』で第64回毎日映画コンクールドキュメンタリー賞などを受賞。同年『ライブテープ』で第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞などを受賞。著書に『あんにょんキムチ』(汐文社)、『童貞の教室(よりみちパン!セ)』(理論社)、『セルフ・ドキュメンタリー――映画監督・松江哲明ができるまで』(河出書房新社)などがある。

映像作家サバイバル入門
自分で作る/広める/回収するために

松江哲明 著

  • 四六判
    240頁
    定価1,800円+税
    ISBN 978-4-8459-1182-0

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